Q.上司・先輩に対して「頭が固くなった」と思うのはどんなときですか |
今は保守的な上司も、昔は新しい事業をばんばんはじめていたらしい。キャリアがあがるにつれて、固くなってしまうことはあるのだろうか・・・? 今回はマイナビニュース会員のうち男女300名に、上司・先輩に対して「頭が固くなった」と思うのはどんなときかを教えてもらった。
Q.上司・先輩に対して「頭が固くなった」と思うのはどんなときですか
■新しいことを否定するとき
・「新しいデザイン変化に違和感を表した時」(58歳男性/情報・IT/クリエイティブ職)
・「改善策を言ってもまったく受け入れない人」(33歳女性/不動産/事務系専門職)
・「判断が保守的、冒険をしない」(33歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「新しい提案を否定された際等」(23歳女性/その他/事務系専門職)
・「無難な方法を選択するようになったと感じる」(31歳男性/商社・卸/事務系専門職)
・「新商品やサービスの導入に抵抗感を示す時です…昔からのものを使い続けようとします」(31歳女性/ソフトウェア/事務系専門職)
■保身に走っていると感じるとき
・「固いというか、保守的になってきている(業務が受け身、責任を持たないような…)」(46歳男性/医療・福祉/専門職)
・「自分の身を守るために狡猾になっているケースがある」(31歳女性/医薬品・化粧品/技術職)
・「責任回避をかたくなに行おうとしていたとき」(34歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)
■頑固になった
・「上司が年を取るたび、頑固になる」(52歳男性/電機/技術職)
・「頑固、人の話を聞かない、決めつけている」(54歳男性/商社・卸/事務系専門職)
・「自分の聞きたい順でしか話を聞けない、相手によって緩急をつけられない」(32歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「柔軟性がなくなったかも」(31歳男性/情報・IT/技術職)
■態度が変わるとき
・「指導に一貫性がなく、そのときの気分に左右されて、それを変えないから」(29歳女性/建設・土木/事務系専門職)
・「今まで若手として一緒に頑張っていたのに、急に上司のようになったとき」(34歳女性/自動車関連/事務系専門職)
■自分自身も…
・「自分自身がそうなったと感じることが多くなったから」(56歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「自分も中堅になって気づくことがある」(35歳女性/医療・福祉/専門職)
・「最近しょっちゅう感じているが自分の部下も同様に自分に対してそう思っているのだろう」(54歳男性/商社・卸/事務系専門職)
■その他
・「発想転換力が低いとき」(28歳女性/自動車関連/事務系専門職)
・「なかなか腰を上げないとき」(27歳男性/医療・福祉/専門職)
・「強引に仕事を押してくるとき」(46歳女性/医療・福祉/専門職)
・「自分の会社の上司は全く信じられないこと」(44歳男性/情報・IT/技術職)
・「いつも」(40歳女性/不動産/事務系専門職)
■総評
上司・先輩の頭が固くなったと思うシチュエーションで多かったのは、「新しいことを否定するとき」という意見だった。もちろん、経験から言っているものも多いだろうが、「新サービスの導入に抵抗を感じる」「新しいデザインに違和感を覚える」など、多くの意見が寄せられた。逆に、自分が新しいものに違和感を覚えたときは、頭が固くなっていないか一度振り返ってみた方がいいのかもしれない。。
立場が生じるからか、「保身に走るようになった」ととられることも多いようだ。せっかく積み上げた地位を手放したくないため、責任を負わないようになるなど、本末転倒と言えるだろう。
「なかなか腰を上げない」「柔軟性がなくなった」など、辛らつな意見も多い中、「自分が中堅になって気づくこともある」という回答も。決め付けあわず、互いに柔軟に意見を取り入れ、円滑に仕事を送っていきたいものだ。
調査時期: 2015年1月8日~2015年1月9日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性120名 女性180名 合計300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート