クリエイティブメディアは9日、ゲーミングヘッドセット「Sound Blaster Tactic3D Rage」シリーズの新モデル「Sound Blaster Tactic3D Rage Wireless V2.0」および、「Sound Blaster Tactic3D Rage USB V2.0」を、同社が運営する直販サイト限定で販売すると発表した。いずれも1月中旬に発売し、直販価格は「Sound Blaster Tactic3D Rage Wireless V2.0」が税別6,980円、「Sound Blaster Tactic3D Rage USB V2.0」が税別4,980円。
「Sound Blaster Tactic3D Rage Wireless V2.0」は、付属する専用のUSBワイヤレスアダプタをPCやMac、PlayStation 4に装着して利用するワイヤレスゲーミングヘッドセット。一方の「Sound Blaster Tactic3D Rage USB V2.0」は有線接続モデルで、USBもしくは4極コネクタを備え、PCやMacだけでなくスマートフォンやタブレットでも利用できる。
どちらのモデルもドライバに50mmの大型FullSpectrumヘッドホンドライバを搭載し、迫力のある低音を楽しめるほか、マイクはノイズ低減タイプを採用する。マイク部分はヘッドセット本体から取り外しが可能で、通常のヘッドホンとして利用することもできる。
新モデルで、PCやMacでゲームの環境音を強調する「Scout Mode」を利用できる。普段はGMに埋もれがちなキャラクタの足音などを聞き取りやすくする。FPSをはじめとする対戦ゲームで相手のキャラをいち早く認識することができるという。
また、PCやMacでは独自ソフトウェアを通じて「SBX Pro Studioテクノロジー」を利用できる。低音の出力をカスタマイズできる「SBX Bass」、ダイナミックレンジをリアルタイムで最適化する「SBX Crysyalizer」、ゲームや映画の中に登場する人物の音声パートの出力を調整する「SBX Smart Volume」といった機能を使うことができる。
共通する主な仕様は、ヘッドホンの周波数特性が20Hz~20kHz、インピーダンスが32Ω、音圧感度が102dB/mW、マイクの周波数特性が100Hz~6.5kHz、インピーダンスは2.2kΩ以下、音圧感度は-40dBV/Pa。
インタフェースは「Sound Blaster Tactic3D Rage Wireless V2.0」が無線通信非圧縮2.4GHz帯、「Sound Blaster Tactic3D Rage USB V2.0」がUSB 2.0と4極端子。電源は「Sound Blaster Tactic3D Rage Wireless V2.0」がバッテリで駆動時間は約16時間。
対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.6~10.10。