Royal Philips(以下、フィリップス)は1月8日(現地時間)、米ラスベガスにて開催の「2015 International CES」で、Lightning端子を備えるヘッドホン「Fidelio NC1L」を発表した。ノイズキャンセリング機能を搭載する。北米での発売は4月で、価格は299ドル。日本国内での発売については明らかになっていない。
フィリップスはLightning端子搭載ヘッドホン「Fidelio M2L」を2014年9月に発表している。24bit DAC(サンプリング周波数は不明)とアンプを内蔵。このたびのFidelio NC1Lでは、ノイズキャンセリング機能を追加した。ノイズキャンセリング機能に必要な電源はLightning接続したiOS端末から得るため、Fidelio NC1Lにはバッテリーが内蔵されておらず、軽量となっている。
Fidelio NC1Lのノイズキャンセリングシステムは、ドライバの隣とヘッドホンの外側にそれぞれ2つのマイクを配置し、効果的に周囲の雑音を相殺するというもの。完全に雑音を打ち消す「Active Noise Cancelling」、周囲で何が起こっているかを聞き取れる「Open-ear listening」、内蔵マイクで通話をする際に自然な音声にする「Natural voice」の3モードを用意する。