Razerは9日、左手で操作する小型メカニカルゲーミングパッド「Razer Orbweaver」の新モデル「Razer Orbweaver 2014」を発表した。30日に発売し、価格は税別16,800円。
「Razer Orbweaver」は、20個のメカニカルキー、8方向の親指用パッド(サムパッド)を搭載したゲームパッド。エルゴノミクスデザインを採用し、親指や手のひら、手首に合わせて調整できるレストモジュールを備え、各パーツも手のひらのふくらみに合わせて前後にスライドできる。
従来モデルでは、キースイッチに「Cherry MX」の青軸を採用していたが、新モデルではRazerが独自に開発した「Razer Green switch」に変更した。独自のスイッチは高い耐久性に加えて、スイッチを押下するまでの距離を縮めることにより、より素早いキー入力が可能になるという。なお、Razerのオンラインストア限定では、同じく独自開発のスイッチ「Razer Orange switch」を採用した「Orbweaver Stealth」を用意する。
独自のユーティリティ「Razer Synapse」によって、キーマップの変更や切り替え、マクロの設定などが行える。また、各種設定はクラウドへ保存され、ほかのRazer製デバイスでも読み込むことができる。
本体サイズはW154×D202×H55mm、重量は約395g。押下圧は50gで、インタフェースはUSB。ケーブルはラバー素材から編み込みのファイバーケーブルへ変更されている。対応OSはWindows XP / Vista / 7、Mac OS X 10.7から10.9。