ファーストキャビンは1月28日、東京・築地にて飛行機のファーストクラスをイメージしたコンパクトホテル「ファーストキャビン築地」をオープンする。

「ファーストキャビン築地」

同社は秋葉原や羽田空港、京都などで5施設を運営している。ビジネスホテルとカプセルホテルの間の価格帯と、スタイリッシュなデザインや充実したサービスから、全施設平均稼働率が90%を超え、会員数も約40万人となるなど好評を博しているという。

今回オープンする「ファーストキャビン築地」はさまざまなエリアが交差する立地にあり、銀座エリアが徒歩圏内で、2020年に開催される東京オリンピックの会場にも好アクセスとのこと。コンセプトは「和」で、インテリアだけでなくサービスでも「和の心」を意識しているという。

客室となる「キャビン」には、セミダブルサイズベッドを備えた「ファーストクラスキャビン」(床面積4.4平方メートル)とコンパクトな「ビジネスクラスキャビン」(同2.5平方メートル)の2クラスを用意している。旅館業法上、部屋の施錠はできないが、館内はセキュリティーゲートにより男性・女性専用フロアに分かれており、チェックインの際に渡されるカードキーで入場する形式となっている。全館無料Wi-Fiのほか、用途に合わせたセーフティボックスや荷物の預かりサービスも完備しているとのこと。

「ファーストクラスキャビン」

「ビジネスクラスキャビン」

通常料金は、「ファーストクラスキャビン」で6,800円(ショートステイ1時間1,000円)、「ビジネスクラスキャビン」で5,800円(ショートステイ1時間900円)となる。なお、料金は季節や曜日により変動する。また、ショートステイの利用は2時間から。宿泊時のチェックインは17:00、チェックアウトは10:00となる。

「cafe & bar 15」

また、1Fエントランスエリアに宿泊客以外でも利用可能な飲食店「cafe & bar 15」1号店をオープンする。「Compact & Luxury」をコンセプトとして、ワインや本格的な料理を提供するという。

他にも「ファーストキャビン築地」では、オープン記念として2月末までキャンペーンを行う。次回利用時に使える1,000円分のギフト券を宿泊客全員にプレゼントするほか、17時~20時にチェックインすると「cafe & bar 15」にて好きなドリンクをウエルカムドリンクとしてサービスしてもらえる。また、築地の老舗店の品や歌舞伎鑑賞券などが合計100人に当たる「『築地を楽しむ』プレゼント抽選会」も実施する。

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※価格は全て税込