パイオニアは8日、音楽再生に最適とする防振設計対応の5インチベイ内蔵型ブルーレイディスクドライブ「BDR-S09J-X」を発表した。1月下旬より発売し、価格はオープン、店頭予想価格は33,000円前後。
オーディオCDの再生品質チェック機能を搭載した、16倍速書き込み対応ブルーレイディスクドライブ。オーディオCDの再生品質を4段階で表示し、品質が低い場合は「オーディオCDチェック機能」によって設定変更などの対処法を示す。高比重材料の塗装をディスクトレーに施すことで防振性能を向上させたほか、きょう体の内外装に特殊塗装を施して放熱性も高めている。
従来モデルからの機能として、オーディオCDのデータを忠実に読み取る「PureRead3+(原音再生)」や、リアルタイムでデータ補間の発生頻度を抑える「RealTime PureRead」などの高音質化機能を搭載。そのほかにも、読み出しを高速化する「高速読み出しモード」、記録面のムラを抑える「BD-R記録面重視モード」、ドライブやディスクの状態を確認できる「ステイタス」機能、データ読み出し時に発生する信号のノイズをクリアにする「リミットイコライザー」機能、傷・指紋・汚れなどが付いた低品質のディスクでも再生できる「PowerRead」機能など、多彩な機能が盛り込まれている。
バンドルソフトは、ブルーレイ再生ソフト「PowerDVD 12」、映像編集ソフト「Power Director 10」「PowerProducer 5」、ライティングソフト「Power2Go 8 for PURE READ」、パケットライトソフト「InstantBurn 5」、バックアップソフト「PowerBackup 2」、RAW現像ソフト「Photo Director 4 LE」など。
主なメディアの最大書き込み速度は、1層BD-Rが16倍速、2層BD-Rが14倍速、3層BD-R / BD-R LtHが8倍速、4層BD-Rが6倍速、1層 / 2層 / 3層のBD-REが2倍速、1層DVD-R/+Rが16倍速、2層DVD-R / +Rおよび+RWが8倍速、DVD-RWが6倍速、DVD-RAMが5倍速。
インタフェースはSATAで、バッファメモリは4MB。本体サイズはW148×D181×H42.3mm、重量は740g。対応OSは、Windows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1。