東芝は6日、2.5型のHDDとして業界で最大容量(東芝調べ)となる3TBモデル「MQ03ABB300」を発表した。5月からサンプル出荷を開始する。
垂直磁気記録技術により、磁気ディスク(プラッタ)×1枚あたり750GBの記録密度を確保。高さ15mmの2.5型サイズのモデルに4枚のディスクを搭載し、3TBの大容量を達成した。2TBモデル「MQ01ABB200」と比べて記憶容量が50%向上しただけでなく、エネルギー消費効率も低くなっている。
主な仕様は、インタフェースがSATA 3.0(6Gbps)、バッファサイズが16MB、回転数が5,400rpm、平均回転待ち時間が5.56ms、論理データブロック長(HOST)が512Byte、論理データブロック長(DISK)が4,096Byte。本体サイズはW69.85×D100×H15mm、重量は180g。