ボーイングは1月7日、2014年に単年度としては過去最多となる723機の民間航空機を納入し、2年連続で記録を更新したことを発表した。また、金額ベースにして2,327億ドル(リストプライス)相当の1,432機を受注(ネット)し、2007年に樹立されたボーイング民間航空機部門売上記録を上回り史上最高となった。
2014年末時点での受注残は5,789機で、これまでの記録を更新。2014年の航空機プログラムは、737型機は485機納入、777型機は99機納入、787型機は114機納入(ローンチカスタマーであるニュージーランド航空への787-9初号機納入と、航空会社13社への初納入を含む)で、単年度記録を塗り替えた。
ボーイングが2014年に受注(ネット)した民間航空機1,432機の内訳は、次世代737型機と737 MAXが合わせて1,104機で最多、続いて777型機と777X型機が合わせて283機となっている。ボーイングでは今後、2014年9月に737 MAX 8 をベースにローンチした737 MAX 200 など、今後も航空機市場に新製品、新サービスを提供していく予定。