士郎正宗氏の人気漫画『攻殻機動隊』を原作に、米ドリームワークスがハリウッド実写版として制作を進めている『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』の草薙素子役として、米女優のスカーレット・ヨハンソンがオファーを受けていることが明らかになった。
草薙素子役は、昨年9月にオーストラリアの女優マーゴット・ロビーが出演交渉に入っていることが報じられていたが、別の映画の出演予定があることから断られたという。バラエティ誌によれば、スカーレットはまだ正式には発表していないものの、出演には同意していると伝えている。
実写版『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』では、電脳化された人間や人間の体組織を備えたロボットが存在する近未来を舞台に、サイボーグであり公安9課の主人公・草薙素子が、電脳をゴーストハックして人形のように操る国際手配中の凄腕ハッカー「人形使い」を追う姿を描いていくという。スタッフ陣には、ビル・ウィーラーが手がけた脚本をもとに、映画『スノー・ホワイト』(2012年)のルパート・サンダース監督がメガホンを取り、アヴィ・アラッドとスティーヴン・ポールがプロデュース陣として名を連ねている。
その一方で、「マーベルコミックス」シリーズの映画で、スカーレットが演じているブラック・ウィドウの単独映画の製作も予定されているという。『アイアンマン』シリーズで、マーベル映画の常連となっているロバート・ダウニー・Jrは、兼ねてからスカーレット主演映画を待ち望んでいるとコメントしている。「(映画の主役として)ブラック・ウィドウみたいなキャラクターはふさわしいんじゃないかな。スカーレットがやるものは、みんな観に行きたいって思うはずだよ」
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