厚生労働省は7日、2014年10月分の被保護者調査の結果を発表した。それによると、10月時点の生活保護受給世帯は前月比3,287世帯増の161万5,240世帯となり、6カ月連続で過去最多を更新した。
生活保護受給者数も前月比3,484人増の216万8,393人と、2カ月連続で増加した。
世帯別に見ると、高齢者世帯(男女とも65歳以上の世帯、またはこれらに18歳未満の未婚者が加わった世帯)が全体の約47%に当たる76万1,593世帯(前月75万9,114世帯)でトップ。以下、働ける世帯を含むその他の世帯が28万525世帯(同28万387世帯)、傷病者世帯が26万8,648世帯(同26万8,969世帯)、障害者世帯が18万7,113世帯(同18万6,355世帯)、母子世帯が10万8,881世帯(同10万8,507世帯)と続いた。