JR北海道は2月5~11日の7日間、札幌~函館間をニセコ経由で結ぶ特急「ヌプリ」「ワッカ」を運転する。
今回は2016年3月に予定される北海道新幹線開業に備え、函館・札幌にニセコを加えた新たな観光ルートを楽しんでもらうための列車として設定。昨年夏の運転時と同様、特急「ヌプリ」を札幌発函館行、特急「ワッカ」を函館発札幌行として、1日1本ずつ運転する。
運転時刻は、特急「ヌプリ」が札幌駅7時57分発・ニセコ駅10時20分着・函館駅13時28分着、特急「ワッカ」が函館駅14時17分発・ニセコ駅16時49分着・札幌駅19時29分着となる。両列車とも1・2号車が指定席、3号車が自由席の3両編成で、前回運行時にも用いたニセコエクスプレス車両を使用する。
運転期間中は毎日、専門スタッフが乗車。車窓に広がる風景や停車駅の最新の情報など、クイズを交えながら案内する。ニセコ駅や余市駅では、列車の発着に合わせて地元特産品の販売を行う。長万部駅では、一部運転日にご当地キャラクター「まんべくん」による列車の出迎えを実施するという。あわせて札幌駅発着で往復特急利用限定の日帰り・1泊2日旅行商品なども発売される。