ロイヤルホストは3月下旬までの期間限定で、フェア「今日は、とくべつ。~アラスカ天然たらば蟹&アンガスサーロインステーキ~」を全国の「ロイヤルホスト」店舗にて開催している。そのこだわりと味わいを紹介しよう。
上質な素材をお手ごろ価格で
このほど行われた同フェアの発表会にはロイヤルホスト代表取締役社長の矢崎精二氏も登壇し、「食べ物を通じて、世の中に貢献することをロイヤルの使命として位置づけている。これからも品質と生産性の向上に努めていきたい」とコメントした。
同フェアで使用する食材は、「アラスカ天然たらば蟹(キングクラブ)」や、米国農務省認定の「サーティファイド・アンガス・ビーフ」など、どれも上質なものばかり。営業企画本部長の佐々木徳久氏によると、「専門店と同様の品質の料理を半分の値段で」味わえるようなメニューとなっているという。
「キングクラブ」は、アラスカ沖の寒流で育った稀少なたらば蟹とのこと。天然のたらば蟹の中でも上品で自然な甘みを持つのが特長で、身のジューシーさを保ったまま各店舗へと運ばれる。ちなみにアメリカ大使館によると、極寒のアラスカ沖で行われるこの蟹の漁は、「アメリカの最も危険な仕事」として10本の指に入るそうだ。
「サーティファイド・アンガス・ビーフ」は、米国農務省(USDA)の格付け認定よりも厳しい品質基準をクリアしたアンガス種の牛肉で、アンガス牛の中でも2割程度しか認定されないという。バランスのとれた赤身とサシが特長で、各店舗でチルド管理したブロック肉から1枚1枚切り出して調理している。
キングクラブは旨みぎっしり!
これらの素材からどんな料理が生み出されるのだろうか。メニューを見ていこう。
「キングクラブ」を使ったメニューには、「キングクラブのシーフードプラッター」(2,030円)がある。キングクラブに加えてエビやホタテを盛り合わせており、ソースも「カクテルソース」「マヨネーズ」「パセリバター」「馬路村のゆずぽん酢」の4種類を用意。身のぎっしりつまった「キングクラブ」は旨みたっぷり。4種のソースで味わいの変化も楽しめる。
他にも、キングクラブをはじめイカ、エビ、ホタテといった魚介類がたっぷり入った「海鮮あんかけ湯麺(たんめん)」(1,598円)も提供。キングクラブを2倍増量することもでき、価格は2,030円となる。
分厚いステーキは伝統工芸皿で
「サーティファイド・アンガス・ビーフ」を使った「ロイヤルアンガスサーロインステーキ」(240g: 2,354円,320g: 3,110円)は、ソースを「ドミグラスバターソース」「ガーリッククリームソース」「おろしゆずぽん酢ソース」の3種類から選べる。
同店では2014年12月からステーキ肉の部位をリブロースから厚みのあるサーロインへと変更しており、量は同じでもよりボリュームのある食べごたえを楽しめるという。きめ細かい肉質とほどよくサシの入ったステーキは満足感抜群の味わいだ。また、ステーキ皿には伝統工芸「美濃焼」で作られたオリジナルの専用食器を使用し、絶妙な焼き加減をキープしている。
蟹もステーキも味わえるメニューも!
どれもおいしそうで、肉も蟹も食べたい! そんな人におすすめなのが、「アンガスサーロインステーキ」と「蟹ピラフ」「コンソメスープ」をまとめて味わえる「冬の響宴」(2,354円)だ。ピラフにはキングクラブに紅ずわい蟹がたっぷり入り、ステーキは大根おろしを添えたゆずポン酢ソースでさっぱりといただける。コンソメスープは肉や野菜の凝縮された風味を感じられる本格的な仕上がりだ。
また、季節のアミューズとして「下仁田ねぎのムース&さつまいものポンデケージョ」(単品464円)も提供している。コクのある「下仁田ねぎ」のムースと、さつまいもを加えたプチシュー風のパンで、自然な甘味と豊かな風味を楽しめる。使用している下仁田ねぎは、群馬県下仁田町で「下仁田ねぎ名人」と呼ばれる榊原盛一氏が育てたものだ。甘みが強く身も太く、特に身の太さは大根と見まがうほど。このメニューをいただけば、ねぎの概念が覆されることだろう。
食器まで選び抜くこだわりと共に、産地の確かな高品質食材を提供するロイヤルホストの冬のフェア。この冬一度は味わいたい、ぜいたくな食体験だった。
※価格は全て税込