米Lenovoは5日(現地時間)、ディスプレイが360度開き、タブレットとしても利用できる2in1モデル「ThinkPad YOGA」の新モデルを発表した。12型モデル、14型モデル、15型モデルの3機種をラインナップする。12型モデルと15型モデルは2月、14型モデルは5月の販売を予定する。

ThinkPad YOGA

同社のコンシューマ向け製品「Lenovo YOGA」シリーズのように、ディスプレイを360度までディスプレイが開く機構を採用し、ノートPCだけではなく、タブレットモードなど4つのモードで利用できる。

ディスプレイを一定の角度以上に開いたときに、キーボードのフレーム部分が自動的に上昇し、トラックポイントの引っかかりを防止する「Lift'n' Lock」キーボードを引き続き搭載する。また、オプションでデジタイザーペンを用意し、ペン入力に対応する。

主な仕様として、CPUは12型モデルがIntel Pentiumプロセッサ、14型/15型モデルが第5世代Intel Core i7プロセッサ、メモリは12型/14型モデルが最大8GB、15型モデルが最大16GB、ストレージは256GB SSDもしくは1TB HDD、グラフィックスは12型モデルが統合GPUであるIntel HD Graphics 5500、14型/15型モデルはNext Generation GeForce GPU、ディスプレイの解像度はいずれもフルHD(1,920×1,080ドット)。OSはWindows 8.1 64bit。

インタフェースは、OneLink、USB 3.0×2、HDMI、Webカメラ(720p)、カードリーダなど。15型モデルではオプションで3Dカメラの搭載が可能となっている。バッテリ駆動時間は最大8時間。

本体サイズと重量は、12型モデルがW316×D221×H18.8mm/1.58kg、14型モデルがW336×D230×H21mm/1.9kg、15型モデルがW383×D257×H22mm/2.3kg。