GIGABYTEは6日、チップセットにIntel X99 Expressを搭載したオーバークロック向けマザーボードの新モデル「X99-SOC Champion」を発表した。現時点で発売日や価格、日本国内での展開については未定となっている。
「X99-SOC Champion」は、LGA2011-v3対応のE-ATXマザーボード。基板上には、周波数を切り替える「OC Trigger Switch」、2つのBIOS ROMを選択するBIOSスイッチ、電圧測定用ポイントなどOC向け機能を備える。
電源回路にInternational Rectifierによるデジタル回路設計を採用。第4世代のデジタルPWMコントローラと第3世代PowIRstageコントローラで、CPUの性能を最大限引き出すという。さらに配線を短縮し信号劣化を防ぐDIMMソケットや、CPUソケットやPCIeスロットなどでは、スタンダードモデルの6倍にもなる30μmの金メッキ設計を採用する。
インタフェースではPCIe (Gen.2)対応で最大20Gb/sのデータ転送が可能なTurbo M.2スロットや、最大10Gb/sでのデータ転送に対応するSATA Expressコネクタを搭載する。また、3-Way/4-WayでのマルチGPUをサポートする。
このほか、左右のオーディオチャンネルを分離することでチャンネル間の混信を防ぐ独立構造に加え、オーディオアンプを搭載したRealtek ALC1150オーディオコーデックなどサウンド面の機能も充実している。
ソケット | LGA2011-v3 |
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チップセット | Intel X99 Express |
メモリ | DDR3-3333(O.C.)MHz×4(最大32GB) |
拡張スロット | PCI Express (3.0) x16×2、PCI Express (3.0) x16×2(x8動作)、PCI Express (2.0) x1×3 |
ストレージ | SATA 6Gb/s×6、M.2×1、SATA Express×1 |
ネットワーク | 1000BASE-T×1(Intel) |
サウンド | 7.1ch High Definition Audio(Realtek ALC1150) |
フォームファクタ | E-ATX |
そのほか | USB 3.0×6、USB 2.0×8、オーディオジャック×1など |