Cerevoは5日、スマートフォンやクラウドと連携する、スノーボード用のウェアラブル機器「SNOW-1」(スノウワン)の開発を発表した。発売は2015年内。想定価格は400~600ドル。
「SNOW-1」は、Bluetooth 4.0 LEやGPS、荷重センサー、加速度センサーなどを内蔵した、スノーボード用のバインディング。同社が2014年12月に発表した、スマート・スポーツ分野の新ブランド「XON」の第1弾製品となる。
SNOW-1には、3軸加速度センサー、曲げセンサー、荷重センサー、高輝度LEDなどが搭載され、Bluetoothで連携したスマートフォンやタブレットに、滑走したデータをリアルタイムで転送できる。荷重センサーは左右それぞれの足元に4カ所ずつ搭載し、荷重の掛け具合や重心位置を測定。曲げセンサーではスノーボードの部位別でしなり具合を計測でき、ユーザーは自分の荷重や重心の掛け方を可視化できる。
測定データは、スマートフォンで撮影した動画と重ね合わせて表示できるほか、GPSを利用した滑走軌跡も確認できる。
本体サイズは、W300×D165×H270mm。バッテリはリチウムイオン。無料のiOS/Androidアプリも用意する予定。同製品は米国時間2015年1月6日から米・ラスベガスで開催される家電関連展示会「2015 International CES」で実機展示とデモンストレーションを行う。