東北6県の仏像が集結

東京都台東区上野公園の東京国立博物館・本館特別5室で東北6県の仏像を観覧できる「特別展 みちのくの仏像」が開催される。日時は、2015年1月14日~4月5日、9時30分~17時(ただし、3月6日~4月3日の金曜日は20時まで、4月4日、5日は18時まで開館)。料金は一般1,000円、大学生700円、高校生400円(全て税込み)。

仏像を通して東北の魅力に触れる

同展では"東北の三大薬師"と称される、岩手県・黒石寺の「薬師如来坐像」(重要文化財)、福島県・勝常寺の「薬師如来坐像および両脇侍立像」(国宝)、宮城県・双林寺の「薬師如来坐像」(重要文化財)が、初めて一堂に展示される。

また、宮城県・給分浜観音堂蔵の「十一面観音菩薩立像」(重要文化財)、岩手県・天台寺蔵の「聖観音菩薩立像」(重要文化財)、青森県・常楽寺蔵の円空作「釈迦如来立像」、秋田県・小沼神社蔵の「聖観音菩薩立像」、山形県・本山慈恩寺蔵の「十二神将立像(丑神、寅神、卯神、酉神)」など、東北6県全てから代表的な仏像が出品されるとのこと。

なお、同展の収益の一部は被災した文化財の修復に役立てられる。