『第65回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15~23:45)のリハーサルが30日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、紅組司会の吉高由里子がリハーサル後に囲み取材に応じ、本番への意気込みを語った。
リハーサルで、大トリを務める松田聖子の名前を「まつど」と間違え、「あっすみません! ま、まつだせいこさん」と慌てて訂正し、直後に「1980年」も間違えるなど、かみまくりだった吉高。報道陣の前に現れるとまず、報道陣の問いかけに「うるさいな~!」と答えたという前日の記事を意識して、「頭おかしい人に仕立てあげないでください。この場の雰囲気を伝えてほしい」と笑いながらお願いした。
そして、「あっという間だった」とリハーサルの感想を伝え、「自分の能力を…いくら台本を練習したところで緊張は練習できない」とポツリ。吉高が優勝旗を受け取った場面を振り返り、「緊張して手がビショビショで、すべって持ち上げられなかった」と明かした。その時も、総合司会の有働由美子アナウンサーがサポートしていたが、吉高は有働アナから「何かあったら私がフォローします。わからないことがあったら聞いてください」と声をかけられたと言い、「恵まれた初舞台」と感謝した。
また、リハーサルでたびたび、白組司会の嵐から愛情のあるツッコみをされていた吉高だが、「励ましてくれる、和ましてくれるような感じてでツッコまれた」とコメント。そして最後に、「悪い記事に書かれるので頑張ります!」と気合を見せ、主演を務めたNHK連続テレビ小説『花子とアン』で見せていたお決まりの「ごきげんよう!」のあいさつを披露し、場を和ませた。
今年の紅白のテーマは「歌おう。おおみそかは全員参加で!」で、紅白合わせて51組が出場。昨年は、白組が優勝し、通算の対戦成績は紅組29勝、白組35勝。