『[改訂版]相手を「必ず動かす」英文メールの書き方』(2,052円/税込)

アルクは12月17日、新刊『[改訂版]相手を「必ず動かす」英文メールの書き方』を発売した。

巻末付録は2本立て

同社によると、「メールを送ったが、返事が来ない」「依頼通りに進まない」「交渉に応じてくれない」など、英文でメールを送った際のトラブルの原因は、「書き方」にあるという。そこで同書では、状況と立場に応じた英語表現の使い分けを押さえ、「相手が無視できない」「相手に行動を起こしてもらう」メールの書き方を紹介している。

同書内では、相手との力関係、状況の緊急度などの観点に基づく「トラブル対処のための書き方」を144例挙げている。実践例の英文も豊富に収録されており、ビジネスパーソンのための「戦略的英文メールデータベース」として活用できる。

144の戦略を押さえた後は、応用例として、30の状況に応じた適切な文章の書き方を学べる。例えば、普通の相手向けの「ソフトな書き方」や、仕事をしてくれない相手向けの「キツイ書き方」など。礼儀をわきまえつつ、相手に応じてどのように表現の強さを変えていけばいいのかが分かるようになっている。

巻末付録は2本立て。1つ目は、改訂前から評価が高い「依頼表現100」。依頼の強制力の強さを基準に6段階に分類したフレーズを学べる。

さらに今回の改訂版では、「交渉に役立つ文例120」も付く。「礼儀正しいソフトな表現40」「プレッシャーをかける表現40」「ソフトにプレッシャーをかける表現40」の3部構成で、相手の対応をコントロールするための実践的な戦略が分かる。

対象レベルは、英語中級以上(英検2級/TOEIC TEST500程度から)。価格は2,052円(税込)。