新年の楽しみ、「福袋」。中でも無印良品のアイテムは「オトクすぎる!」と毎年人気を集めています。マイナビニュースでは、無印良品が2015年1月の初売りより販売するアイテムの中から、「福缶」を一足お先にお見せしちゃいます。福袋にも劣らないクオリティの中身は必見です。
無印良品の「福缶」とは?
「福缶」とは、昔から親しまれている日本各地の縁起物を詰め込んだ缶詰のこと。無印良品が福缶を初めて発売したのは2012年。震災復興に取り組む東北4県(青森・岩手・宮城・福島)の縁起物を缶詰にしたそうです。中に入っている縁起物は、その土地ならではの個性が楽しめると評判を集めました。
復興支援の意味も込められた福缶ですが、話題になったもう1つの理由は「オトクすぎる!」ということ。何と、2012年の福缶には、販売価格と同額の2,012円がチャージされた「MUJI GIFT CARD」入りでした。2,012円で販売したものの中身に2,012円分のギフトカードが入っているとは、何とも太っ腹ですよね。
2015年の福缶はどうなる!?
4回目の発売となる2015年の福缶は、縁起物の選定地域が更に西へと拡大。東北と関西・中国地方の縁起物30種類が登場予定とのこと。どの縁起物が当たるかは開けてからのお楽しみです。
福缶の価格は、2015年に合わせて2,015円(税込)。福"袋"ではなく福"缶"ですので、開けるときはプルタブを引っ張ります。ちらっとのぞく「福缶」の文字に期待が高まります。
2015年の中身がこちら。全部で4つのアイテムが、缶の中に詰まっています。それぞれのアイテムをご紹介しましょう。
豆本にギフトカードなど"福"を缶詰に!
一番上に入っているのはリーフレット(豆本型)。30種類の縁起物の由来や作り方などがまとめられています。ミニサイズの本ですが、読み応えは十分です。
30種類の縁起物が優しいタッチで描かれたマイバッグも入っています。リーフレットを見ながら、どこの縁起物かを当てて楽しむこともできます。
そして忘れてはいけないのが、「MUJI GIFT CARD」。今回もちゃんと入っています。2015年のチャージ額は2,015円で販売価格と同じという、やっぱりオトクすぎる福缶なのです。
こちらの缶に入っていた縁起物は、福島県会津若松市の縁起物「中湯川人形 来らんしょ羊」。「来らんしょ」とは、地元の言葉で「どうぞ、こちらにおいでください」という意味だそう。たしかにこの羊さん、ちょこんと手をついて「いらっしゃい」と言っているみたいではありませんか? 2015年の干支でもある羊の縁起物、玄関などに飾ってみてはいかがでしょうか。
縁起物は開けてからのお楽しみ
縁起物は全部で30種類。「1種類だけでは物足りない! もっと見たい!」という方のために、マイナビニュースでは他の地域で作られた縁起物3種も紹介しちゃいます。
まずは福島県郡山市の「三春張子 めで鯛」。チャームポイントは大きな目とふっくらとしたボディーです。真っ赤な鯛がおめでたいお正月感を演出してくれそうです。
「近江だるま」は滋賀県東近江市の縁起物。ちょっと困ったような「への字」の口元がたまりません。起き上がりこぼしになっているので、軽くつつくとゆらゆらと揺れます。倒れそうで倒れない、2015年もそんな年にしたいものです。
鳥取県倉吉市の「倉吉張子 因幡(いなば)の白兎」。因幡(いなば)の白兎といえば、ワニ(サメ)に毛皮をはぎ取られたというお話で有名ですよね。そうとはいえ、このつぶらな瞳を見ると、毛皮をはぐなんてできそうもありません。
どの縁起物も手のひらサイズで、手作りのあたたかみが感じられます。地域の風土や伝統、信仰から生まれただけあり、個性豊かな点も特徴です。並べてみてもかわいいですよ。
マイナビニュースでは、4種類の縁起物を紹介しましたが、缶の中に入っているのは1種類のみ。どの縁起物と出会えるかは、開けてみてのお楽しみです。お得な上、縁起の良いアイテムが入った福缶はお正月にいいかもしれません。