歌手の西野カナが29日、東京・渋谷のNHKホールで、『第65回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15~23:45)のリハーサルを行い、終了後の囲み取材に応じた。

『第65回NHK紅白歌合戦』のリハーサルを終えた西野カナ 撮影:荒金大介(Sketch)

今年で5回目の出場となる西野カナは、15曲目で登場し、「Darling」を披露する。リハーサルを終えた西野は、「すごくいい1年。夢がたくさんかなった年でもあった」と今年を振り返り、「今まで切ない曲をたくさんリリースしてきた中で、2014年はハッピーな曲や温かい曲を届けたいというのを目標にやってきた。そういう曲がたくさんできて、いろいろライブもできて」と満足感を表した。

また、「25歳でジャマイカに行くという友達との約束もかなって、公私ともにすごく充実した1年でした」とプライベートでも充実していたと言い、今年1番うれしかったことも「ジャマイカに行ったこと」と答えた。そして、「今年は『Darling』という曲が反響をいただいたので、こういったハッピーな曲をもっともっとリリースできたら」と来年の抱負を語った。

さらに、曲のタイトルにちなんで「永遠のダーリンは?」と聞かれると、「永遠のダーリンなんている?」と報道陣に投げかけ、「まだまだ先。30歳くらいでって言ってたんですけど、30歳で結婚できるかわからん」と言い、30歳での結婚を目標にするため、パスポートの期限を10年でなく5年にしたことも告白した。最後に、衣装についても、「長めの丈でカジュアルな感じ。星がいっぱい付いたゴールドのキラキラした衣装」と説明した。

今年の紅白のテーマは「歌おう。おおみそかは全員参加で!」で、紅白合わせて51組が出場。紅組の司会は吉高由里子、白組の司会は嵐で、総合司会は有働由美子アナウンサーが務める。昨年は、白組が優勝し、通算の対戦成績は紅組29勝、白組35勝。