住信SBIネット銀行はこのほど、同行口座保有者を対象に実施した「お年玉に関する調査」の結果を発表した。それによると、2015年のお年玉の平均支出予定総額は過去最高の2万8,386円となった。
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平均支出額の推移 |
同調査は2014年12月12日～16日にインターネット上で行われ、20～60代の1,429人から有効回答を得た。
誰かにお年玉を「あげる」予定がある人は前年比1.2ポイント増の69.6%。あげる人数は「5人以上(計)」が30.7%と、前年より3.8ポイント増加した。あげる額が「増える」人は同2.3ポイント増の27.5%、「減る」は同0.7ポイント増の5.8%、「変わらない」は同3.1ポイント減の66.6%だった。
金額が増える理由を聞くと、「あげる人の年齢が上昇したから」(64.2%)、「あげる人数が増えたから」(22.3%)といった例年見られる要因以外に、「去年はあげられなかった」(6.6%)、「お祝いを兼ねて」(3.3%)など心理的な理由が増えた。
お年玉の平均支出予定総額は前年比1,058円増の2万8,386円と、2010年の調査開始以来最高を記録。年代別に見ると、20代は同2,717円増、50代以上は同3,591円増と、大幅に伸びた。また、あげる相手と金額については、小学生(高学年)への平均支出額は、前年は「1,001円～3,000円」が最も多かったのに対し、今年は「3,001円～5,000円」が最多となった。
