俳優の斎藤工が、28日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『気づいちゃった人々2014』(10:00~11:45)で、ドラマ『昼顔』(同局系)出演後の心境を語った。
『気づいちゃった人々2014』は、世の中の矛盾や隠された法則などを、千原ジュニアをはじめとした芸能人たちが独自の目線で「2014年に気づいてしまったこと」を披露し合うトークバラエティ。VTRで出演した斎藤は「こうやって取材をしていただくことが増えた」と周囲の変化を伝え、「役者やって来年15年目。こんなことなかったんです。僕の存在なんて無だった」と振り返った。
斎藤は今年7月クールの上戸彩主演ドラマ『昼顔』に出演。上戸演じる紗和と不倫関係になる高校生物教師・北野裕一郎を演じ、作品の盛り上がりと共に注目される存在になった。今年は同作を含む多数のドラマに出演し、来年もドラマ『上流階級』(フジテレビ系1月16日スタート)、映画『7s』『忍者虎影』の出演が決定。YOUと共演したCMでは、今年流行の「壁ドン」で甘いセリフを披露していたが、『昼顔』の影響を本人は意識しているようだ。
「『昼顔』に出演させていただいて、その恩恵で今の私は生活している」と客観視する斎藤。「気づいちゃったのは、僕のことを支持しているのではなくて、劇中の北野先生をみんなが支持しているということなんです」と現在の人気が役柄によるものだと分析し、「これは勘違いしちゃいけないことだと思っています。僕じゃないということ」と自ら言い聞かせた。
さらに、「『メガネかけてないとやっぱり違う』とか。水面下でそう言われています。それはすごく気にしていますね」という本音も。淡々とした調子で「そうですね…来年は僕、消えると思います」と語るなど、終始ネガティブな斎藤だった。