恋にオクテな男性は、いつの時代にも存在します。そして、そのタイプの男性を好きになった女性は、2人で会う段階までなかなかたどり着けずにやきもきすることもあるのではないでしょうか。今回は、そんな女性向けに、オクテな男性を2人きりのデートに誘える方法をお伝えします。

■まずはランチを一緒に食べることから始める

筆者は仕事で恋愛相談を受けていますが、男性から「誰ともつき合ったことがないオクテなコを好きになりました。どうしたらデートに応じてもらえますか」という相談を何度か受けたことがあります。その際にオススメしているのが、ランチデート。相談を寄せて来たのはオクテな女性を口説きたい男性からですが、オクテに性別は関係ないので、男性がオクテな場合にも有効です。

ランチデートをオススメしている理由は、長時間2人きりにならないことが予想できるため、相手の心理的負担が少なくなり応じてもらいやすいからです。誘う女性側も、「1時間ぐらいランチにつき合って」と切り出すのであれば、誘いやすいのではないでしょうか。そして、ランチはお酒を飲みながら会話を楽しむような夜のデートとは異なり、食欲を満たすことがメインですから、無理に会話を盛り上げようとする気負いも必要ありません。

ランチを何度か共にして、たまにランチを一緒に食べることが当たり前の関係とお互いが思えるまで続けてみてください。

■相手が自分に心を許し始めたと感じたら夜のデートに誘ってみる

ランチデートよりやや一緒にいる時間が長くなりますが、ランチを一緒に食べる仲という認識がお互いの中にできれば、夜ご飯に誘うことも不自然ではなくなります。「前から行きたいと思っていたお店があって」「●●の●●が食べたい」などと誘ってみてください。ランチを何度も共にしていれば、相手の食の嗜好もつかめているはずです。

■そして休日のデートプランに誘う

お昼も夜も一緒にご飯を食べる仲になることができれば、1日中一緒に過ごすプランに誘っても断られる可能性は少なくなるはずです。相手がオクテな場合はここでも「●●に行ってみたい」等、自分からプランを提案する必要が出てきますが、1日を共にするプランを提案するのは信頼関係ができてから、というルールは、実はオクテか否かは関係ないデートに誘う共通点です。オクテな場合はこの共通点を、自分が思っている以上にゆっくりと進めることが大切です。

ここで紹介した方法は、最初から相手に対する愛情を全開にする勢いがいらず、ゆっくりと「一緒にいることが当たり前」になれる関係の築き方です。ランチは平日に限らず休日でもいいので、オクテな男性に片思いをしている女性は、誘ってみてはいかがでしょうか。

※写真と本文は関係ありません

著者プロフィール

内埜さくら(うちの さくら)
恋愛コラムニスト。2,000人以上の人物取材の経験で磨かれた、鋭い洞察力が武器。著書は『恋がガンガンうまくいく魔法のフレーズ80』(講談社)。無料のメール恋愛相談は年間200人以上の男女が利用、リピーターも多い。相談を休止中の場合もあるので詳細は[ブログ](http://ameblo.jp/sakura-ment/)まで。恋愛コメンテーターとして『ZIP!』(日本テレビ)、『スッキリ!!』(日本テレビ)、『ばらいろダンディ』(MX-TV)などのテレビやラジオ、雑誌にも多数出演。