共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティングは25日、消費者の意識とポイントの利用意向を把握するために実施した「第8回 Ponta消費意識調査 2014年12月」に関する調査結果を発表した。それによると、半数以上の人が節約することでストレスを感じていることがわかった。

同調査は、12月4日~7日にインターネット上で「Pontaリサーチ」会員(Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしている人)を対象に行われ、男女3000人から有効回答を得た。

節約することでストレスを感じるかを聞いたところ、「ストレスを少し感じる」が46%、「ストレスを強く感じる」が16.3%と、全体の62.3%がストレスを感じると回答した。

さらに、「節約したい」派、「節約したくない」派にそれぞれ聞いたところ、「節約したくない」派では46.4%しかストレスを感じないのに対して、「節約したい」派は70.9%がストレスを感じると回答。節約志向の有無によって、節約をすることによるストレスの感じ方に違いが出る結果となった。

また、先月と比べて今月の家計を節約したい割合を見ると、「節約したい」派が64.5%、「節約したくない」派が35.5%となった。過去の調査を見ても、8月以降から「節約したい」派が6割を超える水準で推移しており、節約志向が定着してきたことがうかがえる。

今月の家計の支出をどのくらい節約したいかという問いに対しては、4月に11,028.3円だった節約したい平均額は、6月に15,324.9円、8月が16,192.5円、10月が15,015.1円と6月以降15,000円越えで推移していて、12月には16,598.4円と調査開始以来、最高の金額となったとしている。