エスニック料理に欠かせないパクチー。独特の風味があって好き嫌いがわかれる食材ではあるが、好きな人はとことん好き。フォーの上に山盛りのパクチー! なんて人も多い。今回は、フードユニット「FOODPARK」考案のパクチーパスタを紹介。そう、洋風メニューにだってパクチーは使えるのだ!
「ベーコンとなすのパクチーパスタ」
バジルでつくるジェノベーゼソースをパクチーでアレンジ。具材には、なすや旨みの強いブロックベーコンを使っている。「通常ジェノベーゼには松の実を使いますが、今回は手に入りやすい製菓用のアーモンドプードルを使いました。もちろん松の実でもいいですし、塩味のついていないアーモンドやカシューナッツ、ピーナッツなどのナッツ系を用いてもいいですね」(FOODPARK)。
材料(2人分)
ブロックベーコン 60g / なす 小2本 / パスタ 200g / 塩 適量 / 酒 大さじ1 / 粗挽き黒胡椒 少々 / パクチーペースト(※) 大さじ4
※パクチーペースト(つくりやすい分量)
A(パクチー 30g / アーモンドプードル 15g / にんにく 大1片 / 粉チーズ 15g / オリーブオイル 70ml / 塩 小さじ1/3)
つくり方
パクチーペーストをつくる。パクチーを5cm幅くらいにざく切りしてボウルに入れ、Aの残りの材料もすべて入れてブレンダーで攪拌する(フードプロセッサーやミキサーでもOK)。
ベーコンは1cm幅の棒状に切る。なすは縦半分に切ってから斜め切りにし、水にさらして水気を切る。
鍋に湯をたっぷり沸かして塩適量を入れ、パスタを表示時間通り茹でる。
フライパンを熱してベーコンを炒める。脂が出てきたらなすを加え、酒とパスタの茹で汁大さじ2を回し入れて炒める。しんなりしたら塩少々と粗挽き黒胡椒をふる。
パスタが茹であがったら4に加え、1のパクチーペーストを大さじ4加えて手早く炒め合わせる。味をみて薄ければ塩で調味する。
著者プロフィール
FOODPARK
フードカメラマン 福田栄美子、料理家・栄養士・飲食店コンサルタント 橋本加名子、編集ライター・料理家 須永久美の3人によるフードユニット。「おいしそう! 」「食べたい! 」、そんな印象をふっと抱かせる食いしんぼう達の好奇心とプロの視点で、料理本やカタログ・販促物制作、料理イベント、出張講座、飲食店プロデュースなどを行っている。
※オフィシャルサイト「FOODPARK」