PCで有名な「VAIO」ブランドのスマートフォンが2015年1月に登場する。日本通信が25日、VAIOと連名でVAIOブランドのスマートフォンの市場投入を発表した。製品概要については現段階では未公開。発売を決定した時点でアナウンスするという。

日本通信は、通信とハードウェアを組み合わせたソリューションに必要なモバイル機器に関して、VAIOと協業することで合意。今回の協業により、日本通信がVAIOブランドのスマートフォンを来月にも売り出す。

VAIOはソニーのPCブランド「VAIO」を引き継ぎ、今年7月1日に事業を開始したメーカー。同社の出資比率は日本産業パートナーズが95%、ソニーが5%と日本産業パートナーズが主導権を握る状況になっているが、ソニーではXperiaブランドでスマートフォンを展開しており、VAIOブランドのスマートフォンの位置づけがどのようなものになるか、注目される。