ケンコー・トキナーは12月24日、大口径広角ズームレンズ「AT-X 11-20 PRO DX」を発表した。マウントはキヤノン用とニコン用を用意。2015年2月中旬に発売する。希望小売価格は100,000円(税別)。
APS-Cフォーマット対応で、焦点距離11~20mmの大口径広角ズームレンズ。レンズ全長が延びないインターナルフォーカス方式を採用。P-MO非球面レンズを前群に配置し、後群に配置したガラスモールド非球面レンズと合わせてディストーションや各収差を補正する。また、SDガラス「FK01」と「FK03」が色収差も除去。ワンタッチフォーカスクラッチ機構により、マニュアルフォーカス時のフィーリングに適度なトルク感がもたらされ、精密なピント合わせを行いやすい点も特徴だ。
主な仕様は、焦点距離が11-20mm、明るさがF2.8、最小絞りがF22、レンズ構成が12群14枚画角が104.34~72.42度、絞り羽根枚数は9枚、最短撮影距離が0.28m、マクロ最大倍率が1:8.62。
フィルターサイズは82mm。専用フードが付属し、本体サイズは最大径が89mm、全長が92mm、重量は560g。