JVCケンウッドは12月24日、「TYPE-D」シリーズのAVナビゲーションシステム「彩速ナビゲーション MDV-D302」を発表した。発売は12月下旬。TYPE-Dシリーズは、カーリース業界やレンタカー業界向けのモデルで、一般のエンドユーザーには販売されない。
MDV-D302は、TYPE-Dシリーズの第3弾となる製品。ナビ機能とCD再生機能、ワンセグ受信機能を搭載するシンプルな構成のAVナビだ。ディスプレイは7V型のWVGA(800×480ドット)で、LEDバックライトを採用している。
地図のスクロールや音楽ソースの切り替えなどを、スマートフォンと同じように、フリック操作やタッチ操作で直感的に行うことが可能だ。HDDナビとほぼ同等の膨大なデータを収録しているが、独自のデータ圧縮技術「S3フォーマット」により、高速なレスポンスを実現している。
分岐点までの残りの距離と進行方向を表示色の変化で感覚的に伝える「ここです案内」を採用。距離や方向を直感的に知ることができる。
オプションのケーブルを使用することで、iPhone/iPodとの接続にも対応。iPhone/iPod内の音楽だけでなく、保存されている動画の再生も可能だ。iOS用のアプリケーション「NaviCon」も用意されている。USBやSDメモリーカードからの音楽。動画再生に対応。SDメモリーカードには、音楽CDからの録音の可能だ。