筑波大学と三井住友カードはこのたび、提携し筑波大学の在学生・卒業生および教職員等の大学関係者を対象としたクレジットカード「筑波大学校友会カード」を発行し、10日より会員募集を開始した。

筑波大学は、国が指定するスーパーグローバル大学の「トップ型」に選定されるなど、日本を代表する国立大学だという。トップ型とは、世界レベルの教育研究を行うトップ大学や、先導的試行に挑戦し我が国の大学の国際化を牽引する大学など、徹底した国際化と大学改革を断行する大学として、文部科学省が選定した大学のうち「世界大学ランキングトップ100」を目指す力のある大学だという。

このたび発行する「筑波大学校友会カード」は、在学生の学生生活の利便性向上をサポートするとともに、在学生や卒業生、大学教職員など筑波大学に関わる人々の一体感を醸成することを目的としている。また、在学生にカード加入機会を提供することで、早期にクレジットカードに関する有用な情報を習得し、正しい消費者知識を体得してもらうことを目指しているという。

同カードは、カード利用金額に応じた収益の一部が、三井住友カードから筑波大学基金に寄附される仕組み。また、大学が所在する茨城県つくば市内の提携店舗において、優待価格でカードを利用できる特典も付帯しているという。

カード券面は、西川潔筑波大学名誉教授がデザインし、筑波大学のスローガンである「IMAGINE THE FUTURE」を理念に、楕円は宇宙と硬貨をイメージし、校友会カードが日常生活の様々な場面で無限の可能性を秘めていることをあらわしているという。券種は、クラシック(学生用)、クラシック、ゴールドの3種類を用意し、在学生から卒業生まで幅広い層のニーズに対応するとしている。また、在学生の学生生活の利便性向上に向け、三井住友銀行とも連携し、学内に三井住友銀行のATMを新たに設置する予定。

筑波大学と三井住友カードは今後も協力し、同カードが筑波大学に関わる人々にとってより利便性の高いカードとなるよう、サービス向上に努めていくとしている。

「筑波大学校友会カード」の概要

  • 対象: 筑波大学の在学生、卒業生、教職員、在学在職したことがある人で、クラシックは満18歳以上の人、ゴールドは満30歳以上で本人に安定継続収入がある人

  • 年会費:学生用は在学中無料、クラシックは1250円+税、ゴールドは1万円+税

  • 付帯保険:ゴールドは最高5000万円の海外旅行傷害保険、クラシックと学生用は最高2000万円の海外旅行傷害保険

  • ポイント:三井住友カードが提供するポイントサービス「ワールドプレゼント」は、通常、買物利用の合計1000円ごとに1ポイント貯まる。ポイント累積数に応じて希望の景品との交換や、他社ポイントへの移行が可能。ポイントの有効期間は、クラシックと学生用は獲得月から2年間、ゴールドは3年間