本田技研工業(ホンダ)は22日、「N」シリーズの第5弾となる新型軽乗用車「N-BOX SLASH(エヌボックス スラッシュ)」を発売した。

「N-BOX SLASH X 2トーンカラースタイル」

「N-BOX SLASH」は、箱型スタイルながらクーペのように見えるフォルムに、カスタムテイストのエクステリアと、色や素材にこだわったインテリア、そしてカラーをトータルでコーディネートしたホンダ独創の軽乗用車となる。

「N-BOX SLASH X」(スマートブラック)

設定されたスタイルは、1950~1960年代のアメリカ雑貨や家電などをイメージした「ブライトロッド スタイル」、ホットロッドとも呼ばれるカスタムカーをイメージした「ストリートロッド スタイル」、カリフォルニアの道路沿いにあるダイナーレストランをイメージした「ダイナー スタイル」、太陽の光が降り注ぐハワイの海岸線をサーフ&ドライブするイメージの「グライド スタイル」、古いジャズやブルースが演奏されるライブハウスをイメージした「セッション スタイル」の5つとなっている。

また、本格的な重低音・高音質サウンドを生み出す新開発の上級オーディオシステム「サウンドマッピングシステム」(8スピーカー+1サブウーファー)を採用。個性的なインテリアデザインと合わせ、室内でくつろいでいるときも、自分の時間を存分に楽しめるクルマ作りをめざしている。

新開発の「電子制御パーキングブレーキ」を全タイプに標準装備したほか、パワーステアリングのアシスト力を切り替えられる「モード切替ステアリング」などの装備を新たに採用し、使い勝手を高めた。リアシートは多彩なシートアレンジが可能で、「エマージェンシーストップシグナル」「VSA(車両挙動安定化制御システム)」「ヒルスタートアシスト機能」といった安全機能を全タイプ標準装備し、タイプ別に「あんしんパッケージ」も設定された。

価格は、「N-BOX SLASH」(モノトーン)が138万~188万円、「N-BOX SLASH 2トーンカラースタイル」の価格は151万9,400~193万9,400円(ともに税込)。