超低照度カメラやソーラー式蓄発電装置など、ユニークな製品を世に輩出しているレッツコーポレーションは12月22日、軽量コンパクトなコンパクトミニカメラ、その名も「超ミニカメラ」を発表した。同日から通販サイト「e-CROSS」で販売を開始しており、本体価格は34,800円(税抜)だ。
高さ50.3mm×幅38.5mm×奥行き20.4mmというコンパクトなサイズと、わずか36gの軽量でありながら、4K(3,840×2,160)でのタイムラプス撮影、HD(720p/30fps)・フルHD(1080p/30fps)での動画撮影が可能な「超ミニカメラ」。本体にはWi-Fiモジュールを内蔵しており、専用アプリケーション「LIFE CAM」(iOS/Android)を用いることで、タブレットやスマートフォンでライブビューイングを可能としている。
また、「超ミニカメラ」には豊富なアタッチメントアイテムが同梱されている。例えば、購入後すぐに自転車に装着して撮影を楽しむ、ということも可能だ。自転車マウントをはじめ、胸ポケットに掛けられるクリップマウント、磁石マウントなど、計8つのマウントが付属されている。
オプションの「防水ケース」を用いることで、IP66対応の防水性能を得ることも可能だ。サーフィンなどのマリンスポーツ、スキーやスノーボードといったウィンタースポーツにおいても、迫力ある映像を撮影できる。
発表会では、アクションカメラとしての用途以外にも、振込め詐欺への対策としても利用できるのではないかと紹介。「超ミニカメラ」を玄関先に取り付けておき、"受け子"として訪ねてきた不審者を記録しておく、というものだ。こうした防犯対策としてのアイディアは、レッツコーポレーションならではの発想ともいえる。同社の製品で好評を博している、振込め詐欺電話対策アイテム「振込め詐欺見張隊」と組み合わせることによって、一層の防犯効果を発揮するだろう。
レッツコーポレーションならではのアイディアが、この振込め詐欺対策としての用途 |
写真中央の「振込め詐欺見張隊」で悪質な電話を防ぎ、「超ミニカメラ」で"受け子"を撮影。悪意ある者たちへの抑止力として十二分に効果を発揮してくれるだろう |
アクションカメラのトップランナー「GoPro」に、追いつけ追い越せを目標にリリースされた「超ミニカメラ」。軽量かつコンパクトなボディに詰まった性能をどう使うか、アイディアを練るだけでも楽しませてくれる存在といえそうだ。