ソフトブレーン・フィールドは22日、「夫のボーナス」に関する調査結果を発表した。それによると、2014年全体のボーナスはやや減少傾向となったことがわかった。
同調査は、2014年12月4日~10日にインターネット上で行われ、20代以上の主婦939人から有効回答を得た。
2014年の夫のボーナスが2013年から増減したかと聞くと、「増えた(増えそう)」が15.9%。一方、「減った(減りそう)」が18.1%、「変化なし」が36.8%と、やや減少傾向が見られた。
業種別に見ると、「増えた(増えそう)」割合が最多となったのは「公務員」で30.2%。以下、「製造業」が22.4%、「医療・福祉」が19.4と続いた。反対に「減った(減りそう)」が最も多かったのは「電気・ガス・熱供給・水道業」で34.5%だった。
ボーナスの金額は、60万~100万円未満が20.6%でトップ。次いで、30万~60万円未満が19.0%、10~30万円未満が11.8%、100万~150万円未満が8.9%となった。2013年の調査と比べると、「ボーナスがなくなった、あるいは元々ボーナスがない」との回答で大きな差が出ており、2013年は25.2%だったのに対し、2014年は31.8%に増加していた。
回答者からは、「転職先が、円安のおかげで業績が良いため」(40代女性、10%程度増加)との声が寄せられた一方、「アベノミクスは富裕層だけ。末端の会社員には関係のない話。給料、ボーナスは下がる一方、しかし物価は上がり、消費税も上がる」(40代女性、30%程度減少)といった意見も見られた。