熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!
※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】と略表記します
12月15日(月)
■「奥菜恵が2度目の離婚へ。新恋人は『有名な俳優』木村了」【ミヤネ】
かつて「(大変なことは)ないですね。子どもが泣いていても幸せ」と幸せ自慢していた奥菜が2度目の離婚間近という。奥菜は5年前に同い年の会社員と再婚。2人の女児に恵まれていたが、1年以上前に子どもを連れて家を出たようだ。
現在、弁護士を立てての協議中であり、別居の原因は「性格の不一致とすれちがい生活」とのこと。さらに「別の男性と交際中」という話もある。井上公造はその男性を「けっこう有名な俳優さん」と暴露。ただ誰なのか全くヒントを出さないのは、他人のネタだからなのか(後日、俳優の木村了と判明)。奥菜は今年8年ぶりに連ドラ主演を務めるなど仕事は順調だったが、その裏で大きな悩みを抱えていたようだ。
■「福山雅治のラジオ終了宣言に、ファン200人が涙のエール」【とくダネ】
先週の放送でオールナイトニッポンの3月終了を発表していた福山。この日、その理由を発表すると宣言していたため、放送開始前のスタジオにはファン200人が集まっていた。福山が現れるとファンから「ありがとう~」の声が飛び交う。なかには涙を流している人や絶叫している人もいる。
放送がはじまると、いつになくマジメモードの福山は、「大したことじゃないんですよ。でも僕にとっては大切で、時間をかけて出した決断です」と切り出す。さらに、「体力的にきついなと思いはじめたのは、『龍馬伝』のころから。『眠いな』って。生放送を続けていくのは難しいなと思ったんです」とホンネを話した。
ニッポン放送側から時間帯を変えることも提案されたそうだが、福山は「『収録でもいいんじゃないか』という声もありますが、そこが自分のラジオ愛」とやんわり拒否。「深夜に生放送でファンとつながる」ことにこだわる姿勢が福山らしい。
ファン心理としては、「ラジオの終了は寂しいが、その理由が病気や結婚ではなくてホッ」といったところか。これを見た小倉智昭は、「『とくダネ』なんて、毎日眠くて4000回だよ」と何とも子どもっぽいアピール。福山と自分を比較したことでスタジオを失笑させていた。
12月16日(火)
■「土屋アンナのドロ沼裁判に母登場! 解決金200万円で決着せず」【スッキリ】
土屋が主演舞台の稽古に参加せずに、公演が中止になったことで、製作側が約3000万円の損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が開かれた。
所属事務所社長である土屋の母が初出廷するなど注目が集まった中、地裁は「土屋側が解決金200万円を支払う」という和解勧告案を提示。土屋側はドロ沼化する裁判を終わらせるために受け入れる姿勢を見せたが、製作側の舞台監督・甲斐智陽氏は完全拒否し、決着はつかなかった。
この結果に甲斐氏は、「誰が見たって負け。金じゃなくて名誉。稽古に来なかったのは土屋でしょ。ふざけんな!」と怒りが止まらない。怒りの理由は、解決金が3000万円とかけ離れた200万円だったことより、「台本を原案者に見せなかった製作側の方が責任は重い」「製作側が原案者の人格権に対する配慮が足りなかった」と記載されていたこと。甲斐氏は相変わらずガラの悪さ全開で、この人が映るだけでコントっぽく見える。
非公開で行われている和解協議に加え、この日も不調に終わったことで、来年行われる次回公判には土屋本人が出廷する可能性が高まった。もし実現したらガン飛ばし合いのバトルが見られるかもしれない。
■「着々とエロ化が進むマギーが中学生時代の恋愛を告白」【PON】
マギーが映画のPRイベントに登場し、過去の恋愛をぶっちゃけた。本業のモデル活動に加え、このところバラエティ出演も増えるなど絶好調。抜群のルックスに加え、明るいキャラクターやトーク力の評価も急速に上がっている。
この日も、「好きな人はそれなりにいましたけど、バスケ一筋でした。中学まではモテなかったです。(『高校からはモテた?』と聞かれて)そうですね」と素直にコメント。さらに、今年トーク番組で語った「13歳でファーストキスをした」についても、「本当ですね。彼氏は中1の終わりくらいからずっといたので」と具体的な時期まで話してしまう。
その後もマギーは14歳になった前田旺志郎の手を突然握るなど小悪魔な仕草を連発。『ピーチ・ジョン』のムービーに下着姿で出演するなど、22歳の今、エロ化が着々と進んでいる。
12月17日(水)
■「一足お先にAKB紅白が開催。自由すぎる指原とやる気満々の横山」【PON】
年末恒例となった『第4回AKB48紅白歌合戦』が東京ドームシティホールで開催。司会に堺正章、審査員に竹内力や田中将大投手を迎え、メンバー155人が紅白に分かれてパフォーマンスを披露した。目玉はこの日だけのために練習を重ねた歌とオリジナルユニット。なかでもやはり目立っていたのは指原莉乃だった。乃木坂46のメンバーを引き連れて『さし坂46』を結成したほか、不倫キス報道の松村沙友里をトークでイジるなどやりたい放題。指原にしてみれば愛情たっぷりのエールなのだろうが、本人とファンの心中やいかに。
一方、次期総監督の横山由依は、着物姿で竹内力と殺陣をしながら演歌を熱唱。さらに高橋みなみから指名を受けて締めのあいさつを担当し、「今年も来年も一年頑張りましょう~!」という若干意味不明に宣言した。サプライズ好きのAKBだけに、本物の紅白歌合戦でまた何かを用意しているかもしれない。
■「小峠が坂口杏里との交際を語る。ベッド写真の真相は?」【ノンストップ】
坂口との交際を正式にスタートさせたバイきんぐ・小峠英二が番組のインタビューに答えた。小峠はまず「この度おつき合いさせていただくことになりました。何となく見守っていただければと思います」と控えめにコメント。このあたりがいかにも苦労人の38歳っぽい。
熱愛報道からなかなか交際に踏み切れなかった理由は、「ぼくもいい年ですからね。昔だったらすぐにつき合っていた気もするんですが、まあ慎重というか……」とホンネを語った。小峠の年齢だけでなく、23歳の坂口と15歳の年齢差があることも理由の1つだろう。 坂口の「早く告白してこい! このクソハゲ」というラブコールについては、「ウジウジしてたから『申し訳ないな』という思いしかなかった。『ちゃんと言わなきゃ』と思って」告白を決意したという。
坂口は「特にうれしそうでもなく、悲しそうでもなく、『はい』とだけ答えた」らしい。あまりに待たされたから、リアクションが薄くなってしまったようだ。
先週『フライデー』で報道されたベッド写真は、「(このポーズは)やってくれと言われたからやっただけで、まさか全国誌に載るなんて……恥ずかしいですよ」と大テレ。ほほえましいような、そうでもないような、芸能界らしい珍カップルだ。
12月18日(木)
■「中居正広が山里亮太に本気クレーム。その真相は?」【スッキリ】
中居がいきなり山里への不満を語り出した。「アイツさ、『ナカイの窓』って番組でさ、準レギュラーっていうか、3分の2くらいのレギュラーやってたんだよ。10月になったら卒業とか言ってさ、『何で?』って聞いたら、『来週からお台場の局で裏番組やります』だって。『お前バカか!』って。それがゴールデン番組への抜擢だったらオレは送り出すよ。裏番組でやんの」とマジトーンで不満を漏らした。
これを見た加藤浩次は「禁じ手だな。(山里は)『信用できない人』ということになっちゃう。番組をギャラで選んでる」、テリー伊藤も「一番やっちゃいけないことだね。ボディーブローで効いてきてそのうち仕事なくなるよ」とバッサリ。あわてて山里本人が「『レギュラーやってるの知らなくて……』と会社の人に言われた」と言い訳しても、加藤は「会社のせいにすんなよ。最後は自分だよ」、テリーも「ジャニーズを敵にまわしたね」とさらに追い打ちをかける。もちろん、よしもととジャニーズがケンカすることはないが、本人同士のホンネやいかに。それくらいテレビ業界は裏番組の出演にはデリケートなのだ。
■「喉頭がんから復帰の林家木久扇を息子・木久蔵が語る」【ノンストップ】
7月に喉頭がんが発覚し、10月に『笑点』へ復帰していた木久扇。息子の木久蔵が改めて当時のことを語った。噺家にとってのどは命だけに咽頭がんはショックなはずだが、通院で放射線治療していた木久扇は予想以上に元気。何と「木久蔵ラーメンの新作を考えていた」という。
むしろ悩んでいたのは木久蔵だった。木久扇は77歳だけに、もしものことがあったら39歳の木久蔵が一門を引っ張っていかなければいけないからだ。「もう一緒に高座へ立てないのか」「あのキャラや存在感は、超えようと思って超えられるレベルじゃない」などとさまざまな気持ちが押し寄せる。そこでたどり着いた心境は、「父が生きている間に安心できるくらい活躍できればベストかな」という前向きなものだった。落語の世界は、独特のしきたりや人間関係があるだけに、木久蔵の世代がもっとその内側をしゃべって盛り上げて欲しい。
12月19日(金)
■「矢口がラブラブの中、中村昌也は『寂しい』の自虐連発」【とくダネ】
中村が結婚情報メディア『ゼクシィ』のイベントに登場。この時点で何が目的のキャスティングなのか察しがつくが、やはり“こじらせ男子”という扱いだった。元妻・矢口真里が復帰し、不倫相手との同棲をセキララに話す中、「中村は今どんな生活をしているのか?」「恋はしているのか?」、トークの焦点はその一点に集まった。
中村はまず「恋したいですね」といきなりホンネをもらす。最近、料理にハマっているが、食べてくれるのは友人の芸人たちだけで、「寂しいですよ。おいしいと言ってくれる人がいい」とボヤいた。クリスマスの予定を聞かれても、「お願いして仕事を入れてもらいました。しかも泊まりで」と苦笑い。さらに、新たな恋の相手を聞かれると、「自分より小さければ大丈夫です」と矢口を意識したコメント。最後は、「子どもが大好きなので、全力でいいパパになるから、よろしくお願いします。恋して、結婚して、子どもが産まれて……それで仕事も頑張れるじゃないですか!」と本気アピール。共演者たちから無理矢理「よし、恋に出かけよう」と言わされていた。ここまで自虐になると全然笑えない。
■「タレント化が進む浅田真央。現役復帰は『よりハーフ、ハーフ』」【PON!】
今季休養しているフィギュアスケートの浅田真央がロッテのクリスマスイベントにゲスト出演。サンタクロースのコスプレで現れた真央は、ソチ五輪後の会見で「(現役続行か引退か)ハーフハーフ」と答えたときからの変化を聞かれ、「会見ではとっさに『ハーフハーフ』と言ったんですが、数カ月たって練習もするようになって、ジャンプの調子が上がり、より一層『ハーフハーフ』の思いが強くなりました」と笑った。「まだ決めたくない」ということか。
ただアイスショーに関しては意欲的で、「五輪が終わった後はスケートを続けたい気持ちがなかったけど、休んでみてやっぱりスケートが好きだし、欠かせないものだと思いました」と熱意を語った。突然ぶっちゃけキャラになった姉の舞も含め、「姉妹スケーター」というより、「姉妹タレント」の扱いに近くなってきた。
ニュースにはならないが、相変わらず市川海老蔵が面白い。先週、生放送の『PON!』にアポなし乱入して驚かせていたが、これで味をしめたのか、今週金曜にも再乱入。岡田圭右や小嶋陽菜を大混乱させたが、どうやら海老蔵は登場1分前に「行くから」と連絡を入れたようだ。
そもそも海老蔵が乱入する理由は、「汐留のスタジオが歌舞伎座へ向かう通り道にあるから」。この日もブログに「PONいっちゃお」と予告しているのだから確信犯だ。さらに番組がVTRを流しているときに「でてまする」、終わったら「これから歌舞伎座へ」と更新するなどやりたい放題。ただの自由奔放なのか、それとも「オレなら怒られない」というラインを熟知しているのか。
■木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。