12月19日から台湾で稼働を開始した「バンダイガシャポン悠遊カードマシン」

バンダイは、カプセル自販機史上初となる、ICマネーカード対応タッチパネル式カプセル自販機「バンダイガシャポン悠遊カードマシン」を、12月19日から台湾で稼働を開始した。

「バンダイガシャポン悠遊カードマシン(台湾表記:萬代轉蛋悠遊卡機台)」は、台湾で流通している非接触型ICマネーカード「悠遊カード」に対応し、10面1セットとなったカプセル自販機。10面のうち1面は操作用のタッチパネルとなっており、タッチパネル上で購入したい商品が入った面を選択。そして、お金がチャージされた「悠遊カード」をかざすと支払いが完了し、選択した面のダイヤルを回して商品を取り出すことができるという。また、カプセル自販機としては初めてインターネット通信による販売データの即時送信を行うシステムが搭載されており、これまで以上に綿密なマーケティングが可能となっている。

カプセル玩具(ガシャポン)は、2003年から台湾で稼働を開始し、これまでに約5,000台のカプセル自販機を設置。しかし、通貨の違いによるコインの投入枚数の多さやそれに伴う両替の手間など、購入者の手間が日本よりも多いことが課題になっていた。今回、ICマネーカードに対応したタッチパネル式の新型自販機を投入することで、台湾でのカプセル玩具購入の利便性向上が期待されている。

本自販機は、12月19日~28日に台湾・台北地下街で開催されるバンダイ主催のイベント「ガシャポン大集合(台湾表記:轉蛋總動員)」を皮切りに、台湾各地で順次稼働していく。