エアバス(本社: 仏トゥールーズ)は12月19日、低コスト航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパン(本社: 千葉県成田市)へ引き渡された20号機目のA320が、成田国際空港に到着したことを発表した。

ジェットスター・ジャパンは日本におけるエアバス単通路型A320の最大運航会社。20号機目のA320は、12月15日にトゥールーズにてジェットスター・ジャパンに引き渡され、17日にトゥールーズを出発した。

ジェットスター・ジャパンの保有する機材はすべてエアバスA320。同社は現在、A320を国内路線で運航させており、2015年2月からは関西国際空港と香港を結ぶ国際路線でのサービスを開始する予定。引き渡されたA320は180席を備え、燃費を削減する大型のウイングチップであるシャークレットが取り付けられている。

A320ファミリーはこれまでに1万1,000機以上の受注を獲得し、400社を超える顧客に6,300機以上を引き渡している。