ワイヤレスゲートは12月19日、訪日外国人向けに「Wireless Prepaid SIM」の提供を開始すると発表した。
同サービスは、今後拡大が予想される訪日外国人向けのサービス。NTTドコモのXi網とFOMA網、および国内約40,000カ所の無線LANスポットが利用できるサービス「ワイヤレスゲート Wi-Fi」が併用可能なプリペイド型SIMカードを提供するというもの。幅広いエリアで利用できるLTE/3G網に加え、外国人が頻繁に立ち寄る空港、主要駅、新幹線車内、カフェなどの無線LANスポットが利用できる点が特徴となる。加えて、Wi-Fi/LTEの接続変更を自動的に行うなど設定・管理を一括管理を行える専用の無料アプリも提供する。
なおWireless Prepaid SIMは、販売チャネルごとにサービス名称や内容、料金プランなどをカスタマイズされた状態で提供される。第1弾の販売店は、家電量販店「ヨドバシカメラ」店舗および同社通販サイト「ヨドバシ・ドットコム」で、12月19日より提供を開始する。
ヨドバシカメラで取り扱うWireless Prepaid SIMの詳細は次の通り。最大通信速度は3Gが14Mbps、LTEが150Mbps、無線LANスポットが54Mbps。料金プランは利用可能データ量が異なる3プランを用意(1GB/2GB/3GB)。2,980円で開通後14日間利用できる「ヨドバシカメラオリジナル 1GB プラン」、3,590円の30日間利用できる「ヨドバシカメラオリジナル 2GB プラン」、3,980円で60日間利用できる「ヨドバシカメラオリジナル 3GB プラン」を提供する(価格はすべて税込)。SIMカードはmicroSIM、nanoSIMの2種類。
このほか、追加料金1,000円(税込)で、1GB分のLTEデータ通信容量をチャージする「再利用オプション」も提供。データ通信容量を使い切った場合や通信可能期間が過ぎて通信ができなくなった場合に活用できる。