米Googleは17日(現地時間)、Android用「Googleマップ」アプリの隠し機能として、同社の手作りVR(バーチャルリアリティ)ヘッドマウントディスプレイ「Cardboard」に対応したストリートビューのVR機能をGoogle+で明かした。

Google+のCardboardチームの投稿では、ドバイに位置する超高層ビル「ブルジュ・ハリファ」のVR表示が紹介されている

ストリートビューでVR機能を利用するには、Android端末の「Googleマップ」アプリでストリートビュー機能を立ち上げた後、画面右下に表示される回転ボタンをダブルタップする。するとストリートビューで画像が左右に分割されたVRモードの表示に切り替わり、「Cardboard」で楽しむことができる。

「Googleマップ」アプリでのストリートビュー機能は、マップ上を長押しするほか、表示したい場所に移動後、画面下部に表示される「ストリートビュー」用の情報カードを選択することでも起動できる

Cardboard紹介ページ

Cardboardは、Googleが6月にGoogle I/O 2014で公開した、段ボール製の手作りVRヘッドマウントディスプレイ。段ボールやレンズ、ゴムなどを同梱した製作キットも一般販売されている。