ボルボ・カー・ジャパンは、「V40」「V40 クロスカントリー」「V70」「XC70」「S80」の一部仕様を変更して発売する。これまでオプションだった安全装備を新たに「インテリセーフ10」として、全モデル・全グレードに標準装備する。

ボルボ「V40」

今回の仕様変更の最も大きなポイントは安全装備の拡充。従来、「セーフティ・パッケージ」としてオプション設定していた「歩行者・サイクリスト検知機能付追突回避・軽減フルオートブレーキ・システム」「全車速追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」をはじめとする安全装備・運転支援機能にリアビューカメラを加え、「インテリセーフ10」として、全モデル・全グレードに標準装備されることになった。

インターフェイス・コンセプト「SENSUS(センサス)」も進化を遂げた。インターネット接続機能や音声認識のボイスコントロール機能を追加し、操作画面を一新。カーナビゲーション連動型ITSスポット対応ETC車載器を標準装備し、マップケア(地図データの無償更新)にも対応している。

「V40 クロスカントリー」(アクセサリー装着車)

「V70」(アクセサリー装着車)

「XC70」(アクセサリー装着車)

「S80」(アクセサリー装着車)

その他、「V40 T4 SE」において「ナビゲーション・パッケージ」を標準装備化し、「S80 T6 AWD」に最高級本革素材を用いた特別インテリアプログラム「インスクリプション・プログラム」を標準装備するなど、多数の装備拡充を実施している。価格は、「V40 T4」が315万円、「V40 クロスカントリー T5 AWD」が385万円、「V70 T4 SE」が499万円(いずれも税込)など。