結婚情報サービス会社オーネットはこのほど、全国の「バブル世代」を象徴する50~55歳の男女331名と、「ゆとり世代」23~27歳の男女333名を対象に、「クリスマス」に関する調査を実施し結果を発表した。調査は11月に行われた。
バブル世代は「誰かと」ゆとり世代は「一人で」クリスマス
調査ではまず、クリスマスの過ごし方について調査した。バブル世代には、「バブルの頃にあなたが経験したクリスマスの過ごし方」を、ゆとり世代には「この2~3年で経験したクリスマスの過ごし方」についてそれぞれ質問したところ、いずれもトップは「一人で普段どおり」だった。しかしながらその割合は、バブル世代が24.8%なのに対し、ゆとり世代は51.9%という結果に。なんと倍以上の差がついた。
「パートナーと家でゆったり過ごす」も、双方ともに20%強いが、それぞれの特徴として、バブル世代は、友達とクリスマスを過ごしたという人が、ゆとり世代の2~3倍という結果に。対してゆとり世代は、「一人でディナー(9.3%)」「一人でイルミ(4.8%)」という人も割と多く、「一人で普段どおり」という回答も合わせると、一人きりでクリスマスを楽しむ"シングルベル"もめずらしくはない傾向にあることが浮き彫りとなった。
ちなみに、独身のゆとり世代を対象に、今年のクリスマスは誰と過ごすのか尋ねた結果、男性の34.4%が「一人」、女性の30.2%が「家族」と回答した。
クリスマスデートは、やっぱりディナー??
次に、クリスマスに経験したデートについて、どんなデートスポットを訪れたのか教えてもらったところ、バブル世代の1位は「レストランでの食事(44.1%)」が断トツだった。次いで「夜景イルミネーション(23.9%)」「ホテル(16.0%)」と続いた。
一方ゆとり世代は、「レストランでの食事(22.5%)」や「夜景イルミネーション(21.9%)」という回答が上位となり、3位は「遊園地・テーマパーク(11.1%)」だった。レストランでの食事デートは、バブル期の半分という結果となった。
クリスマスはウキウキする? それとも憂鬱?
最後に、「クリスマスと聞いてどう思いますか?」と尋ねたところ、双方ともに最も多かった回答は「なんとなく心がウキウキするイベント(バブル世代55.4%、ゆとり世代43.2%)」だった。また、ゆとり世代は、「近づいてくるとなんとなく憂鬱になる(6.3%)」「なくなればいいと思う(10.2%)」と、16.5%がクリスマスをネガティブに受け止めていることが明らかとなった。