リクルートライフスタイルが企画編集するクーポンマガジン『HOT PEPPER』は12月15日、訪日観光経験者を対象に行った日本観光における「食」に関するアンケート結果を発表した。
同調査は、日本を訪れる観光客の数において上位6位までの国と地域(中国、台湾、香港、韓国、タイ、アメリカ)の訪日観光経験者600人を対象に行った。
「日本に来た際の観光目的は何でしたか?」という質問をしたところ、「日本食を楽しむ」(79.7%)が"買い物"(62.8%)や"寺社巡り"(36.2%)をおさえてトップとなった。「食事をした後の満足度」についてもたずねたところ、「満足」「やや満足」と答えた人は計95%にのぼり、日本食が日本観光の重要な目的になっていることがわかった。
「実際、どんな飲食店で食事をしましたか?」と聞いたところ、半数近く(48.7%)が「ラーメン店」に行ったと回答した。また、「実際に食べたメニューでおいしかったものはなんですか?」という問いでも「ラーメン」が1位となった。国・地域別にみると、ラーメンは中国以外の全ての国と地域で上位3位以内に入り、香港・台湾・タイ・アメリカでは1位。中でも香港は半数近く(46.0%)が支持する結果となった。
また、「にぎり寿司」(13位)や「そば」(15位)をおさえて「お好み焼き」(9位)や「たこ焼き」(11位)が上位にランクインし、訪日観光客の多くが日本独特の"大衆食"を楽しんだ姿がうかがえる結果となった。