ヤフーは18日、iOS、Android向けに提供する無料のカーナビゲーションアプリ「Yahoo!カーナビ」のアップデートを実施した。最新版では、タブレットに最適化したユーザーインタフェースが利用可能となったほか、高速道路に絞った渋滞状況がわかる「高速渋滞マップ」などを追加した。後者はスマートフォン・タブレット共通の機能となる。

タブレット向けに最適化したユーザインタフェースは、ワイド2画面対応となるのが特徴。高速道路は地図とハイウェイモード、一般道では地図と交差点右左折案内を2画面に分割して表示する。対応端末は、iOS版ではiPhone 6 Plus、iPad mini、iPad Air、Androidでは5.5インチ以上のファブレットとタブレット。同アプリを新規ダウンロードまたはバージョンアップすることで、端末側で認識し、タブレットに最適化したユーザインタフェースを表示する。

2画面分割で多くの情報を表示

また、アップデートにより、スマートフォン版、タブレット版に共通して、高速渋滞マップ、交通事故多発箇所の表示、経由地入れ替えに対応する。

高速渋滞マップでは、日本地図上に高速道路だけを配置した広域地図を表示、VICS配信のリアルタイム情報を反映するほか、「渋滞」「混雑」「チェーン規制」「通行止め」を色分けして掲出する。帰省地点のアイコンをタップすることで、原因と規制内容も知ることができる。

高速道路のみを表示

交通事故多発箇所は、公益財団法人交通事故総合分析センター(ITARDA)提供の情報を表示する。設定により、表示の有無を選択できる。

交通事故多発箇所も表示

経由地入れ替えに対応したことで、目的地だけでなく、経由地の設定と順番の入れ替えが可能となった。また、ルート設定時の出発点を「現在地」以外からも選択できるようになった。

経由地の入れ替えに対応

(記事提供: AndroWire編集部)