JR東日本はこのほど、拝島駅の八高線ホームに昇降式ホーム柵を試験導入すると発表した。導入時期は2015年3月の予定。

昇降式ホーム柵を試験導入する拝島駅八高線上りホーム

拝島駅に試験導入する昇降式ホーム柵の同型試験機

同社はホームからの転落や列車との接触などの事故防止の一環として、山手線を中心にホームドア導入を進めており、新たな方式として昇降式ホーム柵を試す。

試験導入する昇降式ホーム柵は、列車の発着に応じて3本のバーが上下する構造。開口部が大きいため、扉位置が異なる車種などにも対応可能で、山手線に導入しているホームドアと比較して軽量であることから、コストダウンも見込めるという。列車の編成に合わせて4両分の昇降式ホーム柵を拝島駅上りホームに設置する。