エプソンの「Colorio EP-807A」(以下、EP-807A)は、同社のコンシューマ向けインクジェット複合機「Colorio」シリーズのなかで、もっとも人気の高いA4対応モデルだ。(「プリンタ2014秋 - エプソンの強力ラインナップには新機軸も - ゲストはAKB48の渡辺麻友さん」)
サイズや印刷性能については前モデル「Colorio EP-806A」と変わらないものの、タッチ液晶モニタや排紙トレイの使い勝手が向上したり、スマホ/タブレット向けアプリが充実するなど、細かな部分が改良されている。ここでは前モデルとの違いを交えながら、新モデルの注目ポイントを紹介しよう。
■主な仕様 [製品名] Colorio EP-807A [インクシステム] 6色独立(染料:ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、ライトシアン、ライトマゼンタ) [プリント解像度] 最高5,760×1,440dpi [最小インク滴] 1.5pl [イメージセンサー] CIS(光学2,400×4,800dpi) [最大用紙サイズ] A4 [自動両面印刷] 対応 [FAX] なし [インタフェース] USB 2.0×2、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、100BASE-TX対応有線LAN、IrDA赤外線通信、メモリカードスロット [液晶モニタ] タッチ対応4.3型カラー液晶 [本体サイズ/重量] W390×D341×H141mm/約6.9kg [大手量販店価格] 18,000円前後 |
---|
EP-807Aには、3種類のカラーバリエーションが用意されている。色の種類は旧モデルと同じくホワイトとブラック、レッドの構成だ。今回はホワイトモデルの「EP-807AW」を試用している。