「マイクロダイエット」を展開するサニーヘルスは、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて調査レポート「飲みすぎがちな忘年会シーズンに選びたい体に優しいおつまみ5選」を公開した。
年末年始は忘年会やクリスマスパーティー、新年会と、お酒を飲む機会が多い時期。お酒の席が続くと、ダイエットはもちろん、肝臓のことも気にする必要がある。
アルコールの代謝を担っている肝臓は、飲酒量が増えるほど負担が増えるとのこと。特に女性の場合は男性に比べてより少ない飲酒量、より短期間(男性の半分といわれる)でアルコールの害を受け、アルコール依存症や肝臓障害、すい臓障害など、アルコール性の内臓疾患になってしまう可能性も。また、女性は男性よりも肝臓のサイズ自体が小さいため、女性にとっての適量は、男性よりも少ないという認識を持つように心がけたいという。
「お酒を飲む際には適量にとどめることはもちろん、肝臓の機能を高めてくれて、アルコールの代謝を助けてくれるおつまみを選ぶと良いでしょう」と同社。そこで肝臓に優しいおつまみを紹介している。
しじみ
しじみにはアラニン、グルタミン、タウリン、オルニチンなどさまざまなアミノ酸が多く含まれており、肝臓の働きを良くし、アルコールの解毒促進や疲労回復にも役立つとか。特にオルニチンの含有量は、他の食品の中でもしじみはトップクラスとのこと。また、アミノ酸の他にも、肝機能を高めるビタミンB12も含まれるため、お酒の締めには、しじみの味噌汁を飲むことがおすすめだという。
イカ、タコ、貝類
イカ、タコ、貝類は、栄養ドリンクでも知られているタウリンを多く含み、肝臓のアルコール分解を促進するそう。
魚、低脂肪の肉、卵、大豆・大豆製品
魚、低脂肪の肉、卵、大豆・大豆製品に含まれるのタンパク質からは、肝臓の修復や再生に必要な必須アミノ酸をとることができるという。特に大豆・大豆製品はおすすめで、必須アミノ酸だけでなく、アルコールの代謝を助けるビタミンB群や、その他のミネラルも豊富に含まれ、植物性でコレステロールを含んでいない点も体に良いとされている。また、大豆製品の納豆や豆腐は消化にも優れているそう。おつまみには、大豆の若い実である枝豆が最適。反対に、脂肪分の多い肉は、胃腸にも肝臓にも負担をかけてしまうため、避けたほうが良いそう。
ゴマ
ゴマに含まれる「セサミン」の抗酸化作用は、肝機能を高め、肝臓の負担を減らしてくれるそう。ゴマ油を多用する韓国料理や、ゴマ和えなどをおつまみに選ぶと良いとのこと。
海藻類
わかめや昆布、もずくなど海藻類に含まれているヌメリ成分「フコダイン」は、二日酔い防止に役立つという。海藻サラダ、わかめの酢の物、もずく酢、おでんの昆布などで取り入れたいとのこと。