博報堂DYホールディングス傘下の出資目的子会社であるAD plus VENTUREは16日、新会社NESPA JAPANを設立し、ネットスーパーの比較ポータルサイト「NESPA(ネスパ)」β版の運用を開始した。

「NESPA」β版トップページ(出典:「NESPA」β版 Webサイト)

同サイトは、ネットスーパーの合計金額(送料含む)を一括比較することができるポータルサイト。買い物カゴ(バスケット)単位での価格比較が行えるため、単品の商品価格や送料を気にすることなく買い物金額をトータルで比べることが可能となり、出費を節約することができる。また、買い物時間を大幅に短縮することが可能なほか、1つの画面を通じて複数のネットスーパーでの買い物ができるため、各サイトの使い方を習得する必要もないという。

対象ネットスーパー(2014年12月現在)は、イオンネットスーパー、ケンコーコム、SEIYUドットコム、トライアルネットストア、なんでも酒やカクヤス、LOHACO(ロハコ)の6社。JANコードが付与されている、加工食品、飲料、日用品、ベビー用品、ペット用品などを中心に、約1万5,000品目(サービス開始時)について金額比較ができる。

サービス対象エリアは日本全国(イオンネットスーパーの利用可能エリアについては、イオン九州、イオン琉球、マックスバリュの店舗を除く)。今後は、対象ネットスーパー、取り扱い商品、カテゴリーの拡充を図っていく予定としている。