京阪電気鉄道と京阪バスは20日から、『きかんしゃトーマス』のキャラクターを描いたラッピング電車とラッピングバスを運行する。運行初日にはラッピング電車による貸切列車を運行し、広告用の写真・動画撮影を行うという。
ラッピング電車は交野線10000系、京阪本線8000系、大津線700形各1編成。今回初めて『きかんしゃトーマス』のラッピングが施される8000系は、一部の場合を除いて座席頭部カバーもトーマスのキャラクターを描いた特別仕様となり、「トーマスとっきゅう」の愛称で京阪本線を運転する。
京阪バスの「ダイレクトエクスプレス直Q京都号」(京都駅八条口~交野市駅~なんばOCAT間ほか)1両もラッピングバス「トーマス直Q」として運行開始。ラッピング電車・ラッピングバスのいずれも、一部時間帯で『きかんしゃトーマス』の声を担当している声優・比嘉久美子さんの収録音声による車内自動放送を実施する。運行期間はいずれも2015年3月27日まで。
これに合わせ、期間中は交野線各駅と枚方公園駅を『きかんしゃトーマス』のキャラクターデザインで装飾。駅壁面やエレベーター、待合室のほか、飲料自動販売機もキャラクターの意匠で装飾し、各駅のキャラクターを配したオリジナルフレームが選べる写真機(ポスカ)も設置して記念撮影できるようにする。
12月20日には、貸切列車「京阪電車きかんしゃトーマス号PRトレイン」を運転。「きかんしゃトーマス号」のプロモーションに使用する動画や写真を撮影するための特別列車で、撮影に協力できる小学生以下の子供と保護者100組が当日先着制で乗車できる。当日は9時から中之島駅にて受付開始し、10時31分に私市駅に向けて発車する。撮影した写真・動画は京阪電気鉄道のホームページやポスターなど、各種媒体で使用予定だという。