大ニュースが発生したとき、緊急セールが開始されたとき、天気が急変したとき……アプリから届く「通知」は、ユーザの注意を引くという点で重要な役割を果たす。情報をチェックするためにユーザ自身が行動する「プル型」ではなく、アプリ側から必要に応じてユーザに短いメッセージを届ける「プッシュ型」の通知機能は、いまやiPhoneになくてはならない存在だ。
その通知だが、数が増えると扱いに困ることも。特にニュース配信系のアプリは、数時間おきに通知してくることが少なくない。そうなると、通知センターに表示できる上限(初期値ではアプリごとに5件)に達するのは時間の問題、通知センターを埋めつくしてしまうことすらある。
アプリごとの通知は、アプリ名が表示されている行の左端に表示された「×」ボタンをタップし、現れた「消去」ボタンをタップすれば一括消去できる。しかし、敢えて残しておきたい通知がある、不用な通知だけ削除できればいい、というニーズには応えられない。
そんなときには、通知センターに表示された通知のうち、削除したいものを左方向へフリックしてみよう。すると右端に「×」ボタンが現れるので、これをタップすればその通知だけを削除できる。通知が1件だけのアプリでこの操作を行った場合は、「消去」ボタンで一括削除するときと同様、そのアプリ全体が通知センターから消える。通知センターを使いこなしたいのならば、覚えておきたいワザだ。
操作手順をカンタン解説
(提供:iPad iPhone Wire) |