年初めの楽しみの1つでもある年賀状。しかし、中には首をかしげるような内容もたまに混じっていて……。今回はマイナビニュース会員のうち男女300名に、"痛い"と思った年賀状をもらったことはあるか聞いてみた。
Q."痛い"年賀状をもらったことはありますか?
はい 6.7%
いいえ 93.3%
Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)どのような年賀状だったのか教えてください
■ただの自慢
・「『新車を買いました』と愛車の高級車の写真をでーんと自慢げに載せていた、勤務先の大手企業のロゴマークを大きく自慢げに載せていた」(25歳男性/その他/その他)
・「海外旅行先での写真付」(31歳男性/食品・飲料/技術職)
■家族関係
・「かわいくないの子どもアップ写真入り」(23歳女性/その他/事務系専門職)
・「結婚して1年たったのに、旧姓で送られてきた年賀状」(32歳女性/電力・ガス・石油/技術職)
・「子供の写真複数」(43歳男性/建設・土木/営業職)
・「親子写真」(63歳男性/建設・土木/技術職)
■コスプレ・自撮り
・「40歳過ぎのおじさんが干支のコスプレした写真の年賀状」(51歳女性/電力・ガス・石油/事務系専門職)
・「コスプレ好きの友人からもらった年賀状コスプレ七変化の写真だった」(25歳女性/医療・福祉/専門職)
・「自分の写真がたくさん載っているもの……会社の同僚で毎日顔を合わせているからうんざりするし、どれだけ自分好きなんだよ、と思った」(35歳女性/建設・土木/事務系専門職)
・「自分の写真がばーんと載っていて自分の話をしている」(42歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)
■仲間同士で楽しい「痛年賀状」
・「おたくの友達が書いた漫画のイラスト付き」(31歳女性/情報・IT/技術職)
・「オタク友達同士で好きなキャラクターをリクエストし合って、手書きでイラストの年賀状を送りあってました…今考えると大分痛年賀状だったと思います」(27歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「大学の時に友人の男性から某アイドルゲームのキャラクターを描いた年賀状をもらいました…親にどんな友人と聞かれました」(26歳女性/金融・証券/専門職)
・「腐女子友達からもらった、BLの絡みイラスト」(28歳女性/機械・精密機器/技術職)
・「萌えキャラの絵を描いてくる」(38歳男性/情報・IT/技術職)
■その他
・「たぶん何か書こうとしたけど書き忘れた、白紙の年賀状」(31歳女性/その他/事務系専門職)
・「近況報告が長すぎて普通の手紙になっていた年賀状」(35歳男性/情報・IT/技術職)
■総評
「痛いな~」と年始から遠い目になってしまうような年賀状をもらった経験がある人は6.7%だった。1割未満とはいえ、届いたはがきの中に1枚でもこういうものが混じっていたら、その破壊力たるや相当なものだ。
まずは、自慢があまりにも鼻につく内容の年賀状。近況の報告という体で「新車自慢」「会社自慢」「海外旅行自慢」などを露骨にされると、もらった側としては複雑な気持ちになるだろう。また、非常にありがちではあるが、赤ちゃんや子供などのアップの写真をどーんと載せるのも、自慢や自己満足と取られてしまっても仕方ない。これだけ世間に「子供の写真入り年賀状は困る」という話が流通している昨今、「痛い」と思われないようにある程度の配慮は必要だろう。
自分で干支のコスプレをした写真を載せてある年賀状や、自撮り写真を大きく載せてあるものなども、やはり痛がられていた。また、これぞ「痛年賀状」というアニメイラストの入った年賀状などは、家族に不審がられたという声もあった。趣味のわかる友達同士なら楽しいが、もし親に見られたらショックかもしれない。
その他、潔さが光る白紙の年賀状や、反対に文字の書き過ぎで手紙になっている年賀状など、いろいろな笑える例も報告された。年初めからドキドキソワソワさせてくれる、毛色の違う年賀状が1枚くらいあっても悪くない?!
調査時期: 2014年12月1日~12月2日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性133名 女性167名 合計300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート