整体師の大山奏です。寒くなってくると、暖房の効いた部屋やこたつから出るのが一苦労になってきます。そのせいで、トレーニングがおろそかになってしまうという人もいるかもしれません。
そこで今回は、比較的場所を取らずにテレビを見ながらでもできる太ももと腹筋の体幹トレーニングをご紹介します。
両脚を伸ばした状態で座り、両手を身体の後ろについた状態からスタートします。片脚を床から30cmほど上げ、反対の脚側に持って行きます。
クレーンゲームのように脚を横へ移動させる
ゆっくりとした動作で行っていきます。膝を曲げないように脚を持ち上げ、一定の高さまで持ち上げたら横に移動させます。ゲームセンターにあるクレーンゲームを思い浮かべてもらうとわかりやすいかもしれません。
反対側の脚のほうに限界まで持っていったら、ゆっくりと脚をまっすぐ上に上げた状態に戻します。そして再度、反対の脚側に持っていくという動作を繰り返します。反対側の脚でも同じように行ってください。
膝が曲がってしまうのはNG
ポイントは膝を曲げずに行うことです。脚の付け根から一本の棒が生えているような感覚で脚を動かしましょう。
脚を持ち上げるときには、腹筋の力を使っていることを意識してください。お尻をキュッと閉めるようにすると、太ももへの刺激がさらに強まります。
床ギリギリにキープすると強度アップ
まずは片脚15回ずつを目安に行ってみましょう。太ももがプルプルするまで行えるといいですね。簡単にできすぎるという場合は、脚を一回一回、床ギリギリまで戻してみてください。床ギリギリのところでキープするのも効果的です。
「ながらトレーニング」の注意点は、なんとなく動作だけをまねしないことです。しっかりと、「自分が今どこの筋肉を使っているのか」を意識してください。意識するかしないかだけでも、効き方に大きな差ができます。
寒くて鍋がおいしい季節ですね。食べたあとは運動しないと、そのまま脂肪に変わってしまいます。せっかくトレーニングで引き締まった身体を崩さないように、一年中トレーニングは続けてくださいね。
筆者プロフィール: 大山 奏(おおやま かなで)
スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。