マクラーレン・ホンダは、2015年のFIAフォーミュラ・ワン世界選手権(F1)に、フェルナンド・アロンソ選手、ジェンソン・バトン選手が参戦すると発表した。テスト兼リザーブドライバーとして、ケビン・マグヌッセン選手も起用する。

(写真左から)本田技術研究所の新井康久氏、ジェンソン・バトン選手、ケビン・マグヌッセン選手、フェルナンド・アロンソ選手、マクラーレンのロン・デニスCEO

発表に際して、各ドライバーのコメントが発表された。アロンソ選手は、「幼少の頃から憧れや親しみを持ち、また長いF1の歴史の中で、人々の記憶にその名を刻んできたマクラーレン・ホンダの一員として、F1に参戦することを大変誇りに思います。自らの大きな歓喜と強い決意の気持ちをパフォーマンスで示し、期待に応えたいと思います」と決意を述べている。

ホンダと縁が深いバトン選手は、「新生マクラーレン・ホンダの一員として迎えていただき、大変うれしく思うとともに、チームへ加わることに、いまからわくわくしています。2008年まで、ホンダの仲間として戦っていましたが、彼らをいまでも本当に尊敬しています。私の力を100%発揮し、チームに貢献します」と喜びを語った。

マクラーレンのロン・デニスCEOは、「マクラーレン・ホンダの新たな時代の幕開けを迎え、喜びでいっぱいです。マクラーレンを代表して、『勝利への決意と執念は、ホンダの仲間たちの気持ちとまったく同じである』と断言します」とコメント。本田技術研究所専務執行役員F1プロジェクト総責任者の新井康久氏は、「F1界を代表し、卓越したスキルを備えた2人のドライバーと参戦でき、大変興奮するとともに、ワールドチャンピオンがチームメイトとなることに身が引き締まる思いです」と語っている。